input()ってなに?
- ユーザーにキーボードから入力してもらうための関数です。
- 入力された内容は 文字列 (str) として返されます。
- つまり「プログラムが人に質問して、その答えを受け取る」仕組みを作れるんです。
基本の使い方
name = input("あなたの名前を入力してください: ")
print("こんにちは、" + name + "さん!")
Python実行の流れ
- プログラムが「あなたの名前を入力してください: 」と表示する
- ユーザーがキーボードで入力 → 例:
太郎 - 入力された文字列が
nameに代入される print()で「こんにちは、太郎さん!」と表示される
数字を入力したいとき
input() は文字列を返すので、そのままでは計算できません。
数値に変換するには int() や float() を使います。
age = int(input("あなたの年齢を入力してください: "))
print("来年は", age + 1, "歳ですね!")
Pythonint()→ 整数に変換float()→ 小数に変換
例題で練習
例題1: 好きな食べ物を聞いてみよう
food = input("好きな食べ物は何ですか?: ")
print("へえ!" + food + "が好きなんですね!")
Python例題2: 足し算プログラム
num1 = int(input("1つ目の数字を入力してください: "))
num2 = int(input("2つ目の数字を入力してください: "))
print("合計は", num1 + num2, "です!")
Python初心者へのコツ
- まずは「文字列を入力して表示する」練習から始める
- 次に「数値を入力して計算する」練習をすると理解が深まる
input()とprint()を組み合わせると、簡単な対話型プログラムが作れる
👉 まとめると、input() は「ユーザーから答えをもらう入り口」。
これを使えるようになると、プログラムが一方的に動くだけでなく、人とやり取りできるプログラムが作れるようになります。
