主な内容の要点
Pythonのor演算子は「どちらか一方でも条件が真(True)なら全体が真になる」仕組みです。両方が偽(False)のときだけ偽になります。
ポイント解説
- 基本の意味
A or Bは「AがTrue、またはBがTrueならTrue」- 両方FalseのときだけFalseになる
- 例え話(遊園地の乗り物)
- 「10歳以下、または80歳以上は乗れません」という条件を考える
age <= 10またはage >= 80のどちらかがTrueなら「ご遠慮ください」と表示される
- コード例
age = 90
if (age <= 10) or (80 <= age):
print("ご遠慮ください")
else:
print("お乗りいただけます")
Python90歳 → 80 <= age がTrue → 「ご遠慮ください」
50歳 → 両方False → 「お乗りいただけます」
- 真理表(True/Falseの組み合わせ)
| A | B | A or B の結果 |
|---|---|---|
| False | False | False |
| False | True | True |
| True | False | True |
| True | True | True |
- 覚え方
- 「or」は“どちらか一方でもOK”という意味
- 「and」は“両方そろってOK”という意味(比較のために覚えておくと便利)
初心者へのアドバイス
- 条件分岐を書くときは「orは片方でも条件を満たせばTrueになる」と理解しておくと混乱しない。
- 実際に数値を変えて試すと、動きがよく分かる。
👉 次は「and演算子」と比べてみると理解がさらに深まります。
