or演算子とは?
- 意味:「AかBのどちらかがTrueならTrueになる」
- Falseになるのは両方Falseのときだけ
つまり、「どっちかが当てはまればOK」という条件を作るときに使います。
真理表(基本ルール)
| 左側 (A) | 右側 (B) | A or B の結果 |
|---|---|---|
| False | False | False |
| True | False | True |
| False | True | True |
| True | True | True |
例題1:遊園地の乗り物
「10歳以下 または 80歳以上は乗れません」というルールをプログラムにすると:
age = 90
if (age <= 10) or (age >= 80):
print("ご遠慮ください")
else:
print("お乗りいただけます")
Pythonage = 90→age >= 80がTrue → 「ご遠慮ください」age = 50→ 両方False → 「お乗りいただけます」
例題2:割引条件
「学生 または 65歳以上なら割引あり」
is_student = True
age = 40
if is_student or (age >= 65):
print("割引があります")
else:
print("通常料金です")
Python- 学生ならTrue → 割引あり
- 65歳以上ならTrue → 割引あり
- 両方Falseなら通常料金
例題3:ゲームの勝利条件
「敵を倒す または 宝を見つけたら勝ち」
enemy_defeated = False
treasure_found = True
if enemy_defeated or treasure_found:
print("勝利!")
else:
print("まだ続く…")
Python- 敵を倒してなくても、宝を見つければ勝利!
初心者へのコツ
- 「or」は片方でも条件を満たせばTrueになると覚える
- 実際に数値や変数を変えて試すと理解が深まる
- 「and」とセットで覚えると便利
and→ 両方TrueでないとTrueにならないor→ 片方でもTrueならTrue
