print() 関数をマスターしよう
では、Python の print() 関数について、初心者向けにかみ砕いて、例題を交えながら詳しく説明します。
1. 基本の使い方
print() は 「画面に出す」ための関数です。
print("こんにちは")
Python👉 実行すると
こんにちは
と表示されます。
2. 数字もそのまま出せる
print(123)
Python👉 出力
123
3. 計算結果を表示
print() の中で計算もできます。
print(3 + 5)
Python👉 出力
8
4. 複数の値をまとめて表示
カンマ , で区切ると、複数の値を並べて出せます。
print("答えは", 42, "です")
Python👉 出力
答えは 42 です
※ 自動的にスペースが入るのがポイント。
5. 文字と数字を組み合わせる
計算結果を文章に混ぜられます。
apple_price = 100
orange_price = 40
print("りんご5個とみかん8個で", apple_price*5 + orange_price*8, "円です")
Python👉 出力
りんご5個とみかん8個で 820 円です
6. 改行をコントロールする
print() はデフォルトで最後に改行します。
print("Hello")
print("World")
Python👉 出力
Hello
World
改行したくないときは end="" を使います。
print("Hello", end="")
print("World")
Python👉 出力
HelloWorld
7. 区切り文字を変える
複数の値を出すとき、区切り文字を変えたいときは sep を使います。
print("2025", "11", "05", sep="-")
Python👉 出力
2025-11-05
まとめ
print()は 結果を確認するための最重要ツール- 数字・文字・計算結果を表示できる
- 複数の値を出すときはカンマで区切る(自動でスペース)
endで改行を制御、sepで区切り文字を変更できる
練習課題
- 自分の名前を表示してみよう
- 好きな食べ物と値段を変数に入れて、合計金額を計算して表示してみよう
- 今日の日付を
sep="/"を使って表示してみよう
こうやって print() を使いこなせると、プログラムの動きを確認しながら学習できます。
次は「文字列の加工(連結や繰り返し)」に進むと理解がさらに深まります。
