では、初心者から一歩進んだ「ちょっと難しい練習問題」をいくつか用意しました。while文・for文・break/continueを組み合わせて考える練習になります。
練習問題1: 平均値を求める
ユーザーから数値を次々入力してもらい、「0」が入力されたら終了。
それまでに入力された数値の平均値を計算して表示してください。
- ヒント: 合計とカウント(入力した数の個数)を別々に管理する。
練習問題2: 数当てゲーム
1〜100の乱数を1つ作り、ユーザーに当ててもらうゲームを作ってください。
- 入力した数が正解より大きければ「大きすぎます」
- 小さければ「小さすぎます」
- 当たったら「正解!」と表示して終了。
- ヒント:
import randomを使ってrandom.randint(1, 100)で乱数を作れる。
練習問題3: 素数判定
ユーザーが入力した数が素数かどうかを判定するプログラムを作ってください。
- 素数 = 1とその数自身以外では割り切れない数。
- 例: 2, 3, 5, 7, 11 は素数。
- ヒント:
for文で2からその数-1まで割り算してみる。
練習問題4: フィボナッチ数列
フィボナッチ数列(1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, …)を最初の20項まで表示してください。
- ヒント: 「前の2つの数を足すと次の数になる」仕組み。
練習問題5: 九九表を作る
九九(1×1〜9×9)を表形式で表示してください。
- ヒント:
for文を二重ループにして、横に並べて出力する。
次のステップ
これらは「繰り返し処理+条件分岐」を組み合わせる練習です。
- 問題1〜2 → while文の応用(終了条件や繰り返し入力)
- 問題3〜5 → for文の応用(範囲や二重ループ)
