主な内容の要点
1. 文字列どうしを結合する方法
&演算子 を使って文字列同士を連結できる。例:"文字列1" & "文字列2"+演算子 でも文字列同士は結合できる:"文字列1" + "文字列2"- ただし
+は数値の加算演算子でもあるため、混合する場面では意図しない挙動となる可能性がある。 - 文字列結合には
&を使うのが無難とされる。
2. 文字列 + 数値 の結合
&を使えば、文字列と数値の結合が可能。- 例:
s1 = "Version." & n1 s2 = n1 & n2→s1に"Version.12"、s2に"128"が入る。
- 例:
+演算子は文字列と数値の結合には使えない(型不一致エラーになる)。- また、数値 + 数値 を
+で書くと加算され、その結果が文字列に変換される(たとえばn1 + n2が20→ 文字列 “20” に) - このように
&と+では振る舞いが異なるため、文字列結合の意図が明確な場合は&のみを使うことが望ましい。
3. 文字列 + 日付 の結合
&演算子は、文字列と日付、あるいは日付同士の結合にも使える。- 例:
s1 = "今日の日付は" & d1 s2 = d1 & d2→s1に"今日の日付は2022/12/14"、s2に"2022/12/1416:25:00"が代入される。
- 例:
+演算子を文字列と日付で使おうとすると型不一致エラーになる。- ただし日付同士の結合に関しては、
+演算子も使えるという説明もあるが、混用は避けた方が安全。

