VBA ライブラリを「アドイン化(.xlam)」する方法
これまで作った 黄金100パターン × 業務別ライブラリ を、Excel 全体で使えるようにするには アドイン化 が最適です。
以下にステップごとの手順をまとめます。
手順
1. モジュールを準備
- VBA エディタ(Alt + F11)を開く
- 作成した 共通モジュール(TableUtils) と 業務別モジュール(SalesTable / AttendanceTable / StockTable / UDFUtils) をプロジェクトに追加
- すべての関数を
Publicにしておく(UDF は必須)
2. アドインファイルとして保存
- Excel の「ファイル」→「名前を付けて保存」
- ファイルの種類を Excel アドイン (.xlam)* に設定
- 任意の場所に保存(例:
GoldenPatterns.xlam)
3. アドインを有効化
- Excel の「ファイル」→「オプション」→「アドイン」
- 下部の「管理」から Excel アドイン を選択 →「設定」
- 「参照」から保存した
GoldenPatterns.xlamを選択 - チェックを入れて有効化
4. セル関数として利用
- 例:
=SalesTax(B2)→ 売上表の税込金額=IsLate(C2)→ 勤怠表の遅刻判定=StockCategory(A2)→ 在庫表のカテゴリ分類
👉 どのブックでも利用可能になります。
💡 運用のコツ
- バージョン管理 → 更新したら
.xlamを上書き保存し、再読み込み - 共通関数と業務別関数を分離 → モジュールごとに整理しておくと拡張しやすい
- 配布 →
.xlamファイルを共有すれば他のユーザーも同じ関数を利用可能
✅ これで「黄金100パターン」を Excel 全体で使えるアドインライブラリ に変換できます。


