主な内容の要点
Subプロシージャとは
- VBAでは処理を Subプロシージャ に記述する。
- 構文:
Sub プロシージャ名()
‘ 処理
End Sub
VBSub~End Subの間に処理内容を書く。- プロシージャ名には、先頭に文字、アルファベット、日本語などが使える。ただし記号やスペースは不可(アンダースコア
_は可)。 - 同一モジュール内に複数の Subプロシージャを定義でき、それぞれ異なる名前をつける必要がある。
- 特記事項として、VBAには Functionプロシージャ もあり、こちらは戻り値を返す点が Sub と異なる(このページでは Sub に絞って解説)。
Subプロシージャを記述する場所
- VBAのコードは Visual Basic Editor(VBE) 上で書く。
- 通常は 標準モジュール に記述する。ブックにモジュールがない場合は「挿入 → 標準モジュール」で追加する。
- モジュールを追加後、コードウィンドウが開くので、その中に Sub ~ End Sub を記述する。
- 複数モジュールを使う場合は、どのモジュールに書くかをダブルクリックで切り替える。
- マクロ記録機能を使うと、自動で標準モジュールに Subプロシージャが挿入され、操作内容がコード化される。
Subプロシージャを実行する方法
- 記述済みの Sub を実行するには、VBE の「実行」メニューから「Sub/ユーザーフォームの実行」を選ぶ。
- カーソルが Sub内部にあると、その Sub が実行される。
- もしカーソルが Sub内にない状態なら、実行したい Sub を一覧から選んで実行可能。
- 複数定義している Sub のうち、任意のものを呼び出して動作させることができる。

