Excel VBA | VBA 型変換関数一覧

Excel VBA VBA
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VBAで利用できる主な「型変換関数」の一覧を表にまとめました。
数値・文字列・日付などを別のデータ型に変換する際に使います。


VBA 型変換関数 一覧表

関数名変換先データ型説明使用例
CBoolBoolean真偽値に変換。0はFalse、0以外はTrue。CBool(0) → False
CByteByte0~255の整数に変換。範囲外はエラー。CByte(100) → 100
CIntInteger-32,768~32,767の整数に変換。小数は四捨五入。CInt(12.7) → 13
CLngLong-2,147,483,648~2,147,483,647の整数に変換。CLng(123456.9) → 123457
CLngLngLongLong64ビット環境専用の整数型。CLngLng(922337203685)
CLngPtrLongPtrポインタ用整数型(32/64bit環境でサイズが変わる)。CLngPtr(&H7FFF)
CSngSingle単精度浮動小数点数に変換。CSng(123.456789) → 123.4568
CDblDouble倍精度浮動小数点数に変換。CDbl("3.14159") → 3.14159
CCurCurrency通貨型に変換(小数点以下4桁まで正確)。CCur(1234.5678) → 1234.5678
CDecDecimal高精度の10進数に変換(28桁まで)。CDec(1/3) → 0.333…
CDateDate日付/時刻に変換。文字列や数値から解釈。CDate("2025/11/2")
CStrString文字列に変換。CStr(123) → “123”
CVarVariantVariant型に変換(万能型)。CVar(123.45)

✅ ポイント

  • 数値→文字列CStr
  • 文字列→数値CInt, CLng, CDbl など
  • 文字列→日付CDate
  • 精度が必要な計算CDec
  • 通貨計算CCur(誤差が少ない)

👉 実務では「入力値を文字列から数値や日付に変換する」ケースが多く、CInt / CLng / CDbl / CDate / CStr が特によく使われます。

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