
サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology(Venus Optics)製の超広角シフトレンズ【LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift】を5月27日より発売する。
焦点距離20mmの超広角シフトレンズ。対応マウントは、キヤノンEF用、キヤノンRF用、ニコンF用、ニコンZ用、ソニーFE用、ライカL用、ペンタックスK用、富士フイルムGFX用の8つを展開する。
具体的には、画角94.4度の超広角を実現。さらに、シフト機能を使用することで、カメラ本体を動かさずに最大115度のパノラマ撮影が可能だ。地面や空など不要なスペースの写りこみを減らしながら、写したい領域の全体を撮影できるという。
レンズの最大シフト量は、フルフレームカメラで±11mm、中判カメラで±8mm。また、ディストーションを少なく抑制するため、画像の端から端まで垂直水平を保てるという。
さらに、レンズ前面を保護するための回転可能なレンズフードが付属し、フレアの発生を抑制。建築写真や風景写真などの撮影に適しているという。
このほか、最短撮影距離は25cmで、被写体に近い距離からの撮影も可能。超広角シフトレンズながらマクロのような写真を撮影できる。
主な仕様は、焦点距離が20mm、絞り範囲がF4~22、画角が94.4度、最大イメージサークルが65mm径、レンズ構成が11群16枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚)、絞り羽根枚数が14枚、最短撮影距離が25cm、最大撮影倍率が0.17倍、フォーカシングがMF、フィルタースレッドが82mm径。
サイズは95×91mm(直径×長さ)、重量は約747g(レンズフード、フロントキャップ、リアキャップ含まず)。
店頭予想価格は196,000円前後。