
「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新モデルとして、広角ズームレンズ【RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM (RF15-30ISSTM)】を、8月下旬より発売する。
超広角撮影による多彩な表現を実現しながら、高画質と小型・軽量を両立した広角ズームレンズ。焦点距離15mmからの超広角を生かし、被写体との距離が十分にとれない室内や狭小スペースでの撮影や、ダイナミックな遠近感を生かした表現が可能。
焦点距離30mmでは、見た目に近い自然な画角と遠近感やボケ味を生かした撮影表現が可能。15mmから30mmの焦点距離をカバーすることで、風景や建物、スナップ、ポートレートなど多様な撮影シーンに対応できる。
光学設計では、1枚の「プラスチックモールド非球面レンズ」と2枚の「UDレンズ」を含む11群13枚を採用。「プラスチックモールド非球面レンズ」を効果的に配置し、少ないレンズ枚数で光学系を構成することで、コストを抑えながらもすぐれた描写力を実現。同時に、全長約88.4mm、重量約390gの小型・軽量化も達成している。
手ブレ補正では、レンズ内光学式手ブレ補正機構により5.5段、ボディ内手ブレ補正機構を搭載している「EOS R5」装着時は7段の手ブレ補正効果を実現。手持ちでの夜景撮影など、低速シャッターで手ブレしやすいシーンにおいても手ブレを抑えた撮影ができる。
さらに、マニュアルフォーカス撮影時に最短撮影距離0.128m、最大撮影倍率0.52倍のハーフマクロ撮影に対応する(焦点距離15mm時)。
主な仕様は、画角(水平・垂直・対角線)が100度25分~61度55分・77度20分~43度35分・110度30分~71度35分、レンズ構成が11群13枚、絞り羽根枚数が7枚、最小絞りが22(15mm時)、32(30mm時)、最短撮影距離がAF時0.28m(15mm時)、MF時0.128m(15mm時)、最大撮影倍率がAF時0.09倍(15mm時)、AF時0.16倍(30mm時)、MF時0.52倍(15mm時)、MF時0.16倍(30mm時)、フィルター径が67mm。
サイズは76.6×88.4mm(最大径×全長)。重量は約390g。
直販価格は85,800円。