
ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の小型・軽量単焦点レンズ【NIKKOR Z 40mm f/2 (SE)】を2023年1月20日に発売する。2022年12月16日10時から予約を開始。
「ニコンZ fc」と統一感のあるヘリテージデザインを採用した小型・軽量の標準単焦点レンズ。「(SE)」は「Special Edition」を意味し、「Z fc」にさまざまな要素を取り込んだ、フィルム一眼レフカメラ「ニコン FM2」(1982年発売)と同時期に発売されたNIKKORレンズのデザインを踏襲する。ローレット加工を施した存在感のあるコントロールリングが特徴。
光学性能は「NIKKOR Z 40mm f/2」と同等で、開放F値2と明るく、円形に近いきれいなボケを活かした表現が気軽に楽しめる。全長約45.5mm、質量約170gと小型・軽量で持ち運びに優れている。焦点距離40mmの汎用性が高い標準画角で、ボケを活かしたポートレートをはじめ、スナップや静物など幅広い撮影シーンに活用できる。また、「Z fc」などのAPS-C/DXフォーマットのカメラボディーに装着した場合は、60mm相当(35mm判換算)の中望遠画角で、被写体を立体的に際立たせた撮影が可能。
「STM(ステッピングモーター)」を採用し、小型化と、高速・高性能かつ静寂なAF制御を実現。また、「コントロールリング」に絞り値や露出補正などの機能の割り当てが可能。さらに、静粛性に優れ、フォーカス時の画角変化(フォーカスブリージング)の抑制や露出の安定化など動画撮影に配慮した設計となっている。加えて、防塵・防滴に配慮した設計も施した。
このほか主な仕様は、焦点距離が40mm、最大口径比が1:2、レンズ構成が4群6枚(非球面レンズ2枚)、画角が57度(撮像範囲 FX)/38度50分(撮像範囲 DX)。
サイズは71.5×45.5mm(最大径×長さ)、重量は約170g。
価格は45,210円。
マウント | ニコン Z マウント |
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焦点距離 | 40mm |
最大口径比 | 1:2 |
レンズ構成 | 4群6枚(非球面レンズ2枚) |
画角 | 57°(撮像範囲 FX) 38°50’(撮像範囲 DX) |
寸法 | 約71.5mm(最大径)×45.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約170g |