
焦点工房は、「銘匠光学」の35mmフルサイズ対応ティルトレンズ【TTArtisan Tilt 50mm f/1.4】において、富士フイルムX、キヤノンRF、ニコンZマウント用を追加した。
【TTArtisan Tilt 50mm f/1.4】は、ティルト・回転機構を採用したフルサイズ対応の大口径標準レンズ。奥行きのある被写体に対して幅広くピントを合わせたり、逆にピント面を極端に狭くすることでミニチュアの世界をのぞきこんだような映像を作り出すことが可能。
また、鏡筒部のロックをゆるめて傾けることで、レンズ光軸を意図的にずらし、絞りの操作に頼ることなくピントが合う範囲を自由に操ることが可能。鏡筒部は左右各8度まで傾くとともに、最大360度回転に対応する。
ティルト機構を使用しない場合は標準レンズとして使用可能。このほか、絞りリングとピントリングは、動画撮影用のフォローフォーカスに対応する。
主な仕様は、焦点距離が50mm、フォーカスがMF、レンズ構成が6群7枚(高屈折レンズ2枚)、対応撮像画面サイズが35mmフルサイズ、最短撮影距離が0.5m、絞りがF1.4~F16、絞り羽根が12枚、フィルター径が62mm、ティルト量が±8度、回転角(レボルビング)が360度。
富士フイルムXマウント用の本体サイズは約69×71mm(直径×長さ、マウント部を除く)、重量は約450g。
キヤノンRFマウント用の本体サイズは約68×68mm(直径×長さ、マウント部を除く)、重量は約455g。
ニコンZマウント用の本体サイズは約68×72mm(直径×長さ、マウント部を除く)、重量は約470g。
なお、対応レンズマウントは、発売中のソニーEとLマウントに、今回発売の富士フイルムX、キヤノンRF、ニコンZマウントを加え、全5種となる。
価格は42,000円。
焦点距離 | 50mm | フォーカス | MF(オートフォーカス) |
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レンズ構成 | 6群7枚(高屈折レンズ2枚) | 対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ |
最短撮影距離 | 0.5m | 絞り | F1.4-F16 |
絞り羽根 | 12枚 | フィルター径 | 62mm |
ティルト量 | ±8° | 回転角(レボルビング) | 360° |