
富士フイルムは、撮ったその場ですぐにプリントが楽しめるINSTAX“チェキ”の最新エントリーモデルとして【INSTAX mini 12(インスタックス ミニ トゥエルブ)】を、3月16日より発売する。
数あるラインアップの中での定番モデル「mini 11」を、デザイン・機能ともに進化させたインスタントカメラ。撮ったその場ですぐにプリントできるINSTAXならではの楽しさをギュッと詰め込んだイメージを、風船のように膨らんだカメラデザインで表現。
「mini 11」で好評を得ているという「オート露光機能」を搭載。シーンに合わせて最適なシャッタースピードやフラッシュ光量を自動調整する。
また、レンズを一段階回すだけで、接写やセルフィーに適した「クローズアップモード」に設定可能。接写では、ファインダーから見える視野と実際のプリントに写る範囲のズレを防止する機能をエントリーモデルとして初めて搭載し、誰でも狙い通りの接写を楽しめるという。さらにセルフィーでは、レンズの横にある「セルフィーミラー」を使用することで、プリントイメージを確認しながら撮影できる。
このほか、シャッターを押してからプリントまでにかかる時間を短縮。撮影の際、シャッターを押してから5秒でチェキプリントを出力する。なお、「プリント出力後、画像が表示されるまで約90秒かかる」とのこと。
主な仕様は、レンズ構成が2群2枚(f=60mm、1:12.7)、ファインダーが実像式ファインダー(0.37倍/ターゲットマーク付き、クローズアップモード用視差補正機能付き)、撮影範囲が0.3m~∞(0.3m~0.5mではクローズアップモードを使用)。
使用フィルムは、別売りの「富士フイルム インスタントフィルム INSTAX mini」に対応。電源は、単3形アルカリ乾電池(LR6)×2本(お試し用電池が付属)を使用する。
サイズは104×122×66.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は306g(電池、ストラップ、フィルムを除く)。カラーは軽やかなトーンの「ライラックパープル」「ブロッサムピンク」「パステルブルー」「ミントグリーン」「クレイホワイト」の5色を展開。
価格はオープンプライス。