
ランナー向けの新GPSウォッチ「Forerunner」シリーズから、フルマラソンやトライアスロンなどに挑むアスリート向けのハイエンドモデル【Forerunner 955】および、ソーラー充電モデル【Forerunner 955 Dual Power】を、6月16日より販売する。
「Forerunner」は、これまで競技者やアスリートからランニング愛好家までの幅広い層をターゲットとしていた「ForeAthlete」シリーズから名前を変更した新シリーズ。健康管理を目的にランニングするビギナーランナーからマラソンランナーまで、ランナー全般に向けて展開する。
高度なトレーニング機能を搭載したアスリート向けの高機能モデル。アスリートの体調管理やタイムアップを図る高度なトレーニングサポート機能を備えるほか、2周波数帯(L1信号・L5信号)のGPS信号を受信できるようになったため、GPS精度も向上した。
機能面では新たに、睡眠中の心拍変動を解析し、起床時にその日の全体的な健康状態を示す「HRV ステータス」、その日の健康状態に応じてハード/リラックスどちらのトレーニングが適するかを提案する「トレーニングレディネス」などを搭載。アクティビティは、ランニングやトライアスロンなど50種類以上をサポートする。

また「ForeAthlete」から継続して、心拍数や消費カロリー、睡眠スコア計測といったヘルスモニタリング機能、パフォーマンス指標となる最大酸素摂取量(VO2 Max)を計測できる機能、ランニング中のパフォーマンスをリアルタイムで評価する機能、タッチ操作できるフルカラーマップ機能、音楽配信サービスからプレイリストを同期・保存する音楽機能、Suica決済機能なども搭載する。
ディスプレイは直径が1.3型で、260×260ピクセルのカラー表示。ケースは繊維強化ポリマー製。ディスプレイ表面はコーニングのGorilla Glass DX。
通信機能はBluetooth、ANT+、Wi-Fi、USB。測位衛星はGPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号)に対応する。搭載センサーは光学式心拍センサー、電子コンパス、気圧高度計、加速度計、温度計。
ソーラー充電機能を備えた【Forerunner 955 Dual Power】モデルは長時間バッテリーが特徴。通常の【Forerunner 955】でもGPSモード+光学式心拍計で約42時間、ウルトラトラックモードでは約80時間駆動するが、Dual PowerモデルではGPSモード+光学式心拍計で約49時間、ウルトラトラックモードでは約110時間の長時間駆動が可能。
防水性能は5気圧防水。大きさはケース径が46.5mm、厚さが14.4mm。重さは53g。内蔵メモリーは32GB。カラーはいずれも、ブラック、ホワイトを用意する。
直販価格は【Forerunner 955】が74,800円、【Forerunner 955 Dual Power】が84,800円。