
4K液晶テレビ「AQUOS 4K」の新製品として、多彩なネット動画を大画面で楽しめる4K液晶AQUOS【EJ1ライン】を順次発売した。65V型【4T-C65EJ1】/50V型【4T-C50EJ1】/42V型【4T-C42EJ1】モデルをラインアップ。
液晶パネル解像度は3,840×2,160ドット/4K。パネルには外光や照明の映り込みを低減する低反射処理が施されている。LEDは直下型。液晶パネルの駆動に連動してLEDバックライトを点滅させることで、映像の残像感を効果的に低減し、高い動画性能を実現する「120スピード」を搭載。HDR規格はHDR10、HLG、Dolby Visionに対応した。
AIを採用した画像処理エンジン「Medalist S3」を搭載した。新開発のAIプロセッサーを活用した新モード「AIオート」は、100万通り以上の映像を学習したAIを活用し、AIが検知する人の顔や空などのオブジェクト情報と、映画やドラマ、スポーツなどの放送ジャンル情報を合わせて、色彩・明暗・精細感を自動調整できる。
内蔵スピーカーはフルレンジ×2で、バスレフ型スピーカーボックスを採用。最大出力は10W+10W。50型は音声を前方に導くリフレクター(反射板)を搭載する。映画館でも採用している音声フォーマット「Dolby Atmos」に対応。劇場で体験できるような立体音響を家庭で手軽に楽しめる。リスニングエリアの広げる音質補正技術「Eilex PRISM」、「VIR Filter」も採用。
OSは「Google TV」を採用。さまざまなアプリや動画配信サービスを利用できる。
リモコン上段には8つの動画サービスのダイレクトボタンを搭載しており、テレビの電源がオフの状態でも、ダイレクトボタンを押せば、動画サービスをすぐに起動できる。ダイレクトボタンが搭載されるのはNetflix、Prime Video、U-NEXT、Hulu、ABEMA、Paravi、YouTubeと、今機種から追加されたDisney+の8サービス。リモコンのGoogleアシストボタンを押せば音声操作もできる。
チューナー数は、BS 4K/110度CS 4K×2、地上/BS/110度CS×3。USB HDD録画機能を搭載しており、2番組同時録画にも対応する。
HDMI入力は4系統でHDMI 2.1規格に対応しており、eARC/ARC、ALLMをサポートする。そのほか、AV入力、光デジタル出力、LAN端子も備える。USBは3系統で、内訳はメモリー用×2、HDD用×1。無線LANはWi-Fi 6に対応する。
市場想定価格は、65V型モデルが196,000円前後、50V型モデルが143,000円前後、42V型モデルが110,000円前後。