
LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミングモニター「LG UltraGear」シリーズより、有機ELパネルを採用し、240Hzの高リフレッシュレートを実現した44.5型【45GR95QE-B】を3月中旬より、26.5型【27GR95QE-B】を4月上旬より順次発売する。曲率800Rで解像度3,440×1,440ドットの21:9ウルトラワイド画面を採用の【45GR95QE-B】と、解像度2,560×1,440ドットでデスクに起きやすいサイズ感と平面画面を採用の【27GR95QE-B】。
バックライトを使用せず、画素の一つ一つが自ら発光するLGの有機ELパネルによって、応答速度0.03ms(GTG)の高速表示で、モーションブラー(ぼやけ、ブレ)を感じさせない映像を実現したゲーミングモニター。1フレーム約0.0042秒もの高速表示が求められる240Hzでも、くっきりとした映像を表現し、リアリティあふれる鮮烈な表示を可能にした。また、1,500,000:1ものコントラスト比で限りなく完全に近い黒を再現でき、暗闇などの漆黒に近いシーンも繊細に表現が可能。
さらに、HDR10に対応、デジタルシネマ規格「DCI-P3」も98.5%(標準値)カバーし、より忠実で細やかな色合いを表現。また、画面は反射を抑えるアンチグレアで、蛍光灯や太陽光などの光源の映り込みを抑える。専用リモコンを付属することで操作性も高く、背面のアンビエントライトがゲームへの没入感や興奮を引き立たせます。さらに、ハードウェアキャリブレーションにも対応。
ゲーミング機能も充実し、各種映像処理を排し、画面に出力されるまでの時間を最低限に抑える「DASモード」や、画面のずれ(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を軽減する可変リフレッシュレート(VRR)に対応。NVIDIA G-SYNC Compatibleと、AMD FreeSync Premiumテクノロジーはもちろん、HDMIもVRRに対応しているので、最新の120Hz対応のコンソールゲームでも威力を発揮するという。その他、闇に潜むターゲットを見つけやすくする「ブラックスタビライザー」や、ゲームのフレームレートを画面上に表示させる「FPSカウンター」など様々なゲーミング機能を搭載。入力はHDMIが2系統とDisplayPort。
スピーカーは非搭載だが、ヘッドホン出力とマイク入力(4極ステレオミニ)、光デジタル出力を装備。外部スピーカーを使ってクリアなサウンドを楽しめる。ヘッドホンやイヤホンでも立体的な音響を実現するDTS Headphone:Xにも対応する。そのほかUSBアップストリーム×1、USBダウンストリーム×2も備えた。
モニター背面には、六角形型に光るアンビエントライトを搭載。ゲームへの没入感や興奮を引き立たせるという。付属リモコンで、モニターの各種設定を操作することもできる。
主な仕様は、解像度は【45GR95QE-B】が3,440×1,440ドット、【45GR95QE-B】が2,560×1,440ドット、表示色数が約10億7,000万色、応答速度が0.03ms(GTG)、輝度が200cd/m2(ピーク時800cd/m2、コントラスト比が150万:1、DCI-P3カバー率は98.5%、視野角が上下/左右ともに178度。
-5~15度のチルトと左右各10度のスイーベル、110mmの高さ調整が可能。壁掛けもできる。26.5型のみ、左90度のピボットが可能。
スタンドを含めた外形寸法と重さは、44.5型【45GR95QE-B】が993×363×538~648mm(幅×奥行き×高さ)/10.9kg、26.5型【27GR95QE-B】が604×258×464~574mm(幅×奥行き×高さ)/7.4kg。消費電力は44.5型【45GR95QE-B】が通常129W/最大160W、26.5型【27GR95QE-B】が通常74W/最大94W。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は44.5型【45GR95QE-B】が280,000円前後、26.5型【27GR95QE-B】が150,000円前後。