
アメリカ・オハイオ州を拠点とする小型電子機器製造会社「TinyCircuits」は、ドールハウスサイズでありながら実際に使えるミニチュアテレビ【TinyTV 2】【TinyTV Mini】を、クラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて先行発売した。
なつかしい要素をギュッと集めたレトロデザインのテレビを模した超小型ディスプレイ。3年前に発売した初代TinyTV組み立てキット、TinyTV DIYキットに新機能を加えたアップデートモデル。
単に組み立て不要になっただけではなく、中身もアップデート。IPS液晶の【TinyTV 2】は、解像度が216×135ドット。【TinyTV Mini】は64×64ドットのOLEDでどちらも接続端末はUSB-Cとなっている。
また、スピーカー機能を搭載しており、画面の下の小さな丸いツマミを回せば音量調節やチャンネル切り替えができる。
プリインストールされた動画ほか、内蔵ストレージにアップロードした動画を、小画面に表示して楽しめる。USB-CケーブルでPCと接続すると、USBドライブとして認識され、そこからファイルを追加または削除することができる。なお、動画ファイルはTinyTVで再生可能なファイル形式に変換する必要があるため、WindowsまたはMac向けのビデオコンバーターが無料提供される。
無料ソフトウェアを使用すれば、PCからUSB-C経由でTinyTVに動画をストリーミングすることも可能。これにより、PC画面を映すミラーリングも行なえるという。
【TinyTV 2】は、解像度216×135ドットの1型IPS液晶ディスプレイを採用。内蔵スピーカーは16×9mm。内蔵ストレージは8GB(約10時間分の動画が保存可能)。150mAh内蔵バッテリーにより、約2時間の連続動画再生が可能。
サイズは47.6×36.6×25.9mm。
【TinyTV Mini】は、解像度64×64ドットの0.6型有機ELディスプレイを採用。スピーカーを搭載。内蔵ストレージは8GB(約40時間分の動画が保存可能)。50mAh内蔵バッテリーにより、約1時間の連続動画再生が可能。
サイズは26.3×23.8×21.9mm。
カラーバリエーションは、クラシックとクリアの2種類。
一般販売予定価格は、クラシックが8,400円、クリアが9,700円。期間は3月31日まで。