
完実電気は、Marshallブランドより、最適な角度で設置されたツイーターと導波管のアップデートしたワイヤレススピーカー【Homeline III】シリーズを3月17日に発売する。ワイヤレス接続のみの【Acton III】、RCA接続にも対応する【Stanmore III】、HDMIとRCAの有線接続にも対応する【Woburn III】がラインアップ。
【Homeline III】シリーズは、より深い没入感体験ができるよう再設計され、前シリーズよりも音の流れが更に広くなったという。いずれも最適な角度で設置したツイーターと強化した導波管によって広がりのある圧倒的なサウンドを届けるという。
新たに配置補正機能が追加され、アプリを使ってスピーカーが部屋の端か、壁に近いかの質問に答えることで再生音が補正される。内蔵のダイナミックラウドネスによりトーンバランスも調整し、すべての音量で音楽が鮮明に聞こえるとする。
3モデルとも入力端子に3.5mmステレオミニ端子を搭載。【Stanmore III】【Woburn III】はRCA端子も搭載する。さらに、【Woburn III】のみHDMI端子を搭載しており、テレビに接続してテレビスピーカーとして使用できる。HDMI接続時には、大きな音を抑えるナイトモード機能を利用できるため、近所に迷惑をかける心配なくコンテンツに集中できるとしている。
Bluetooth 5.2準拠で、対応コーデックはSBC。次世代のBluetooth機能であるLE Audioに対応できるよう設計されており、現在は対応に向けて準備中。アプリを通してファームウェアをアップデートできる。
外装はMarshallの特徴的な「ロックンロールホームスピーカー」のコンセプトを踏襲しつつ、ロゴプレートや真鍮のコントロールノブといったブランドアイデンティティを洗練したデザインで表現。スピーカー前面の真ちゅうパネルはより細い流線型になり、フレットは全体的な仕上げに合わせてカラーコーディネートした。
環境に配慮し、70%のリサイクルプラスチックとビーガン素材のみで構成した、PVCを使用しない構造を採用する。
【Acton III】は、シリーズ最小のスピーカー。バスレフ型で、搭載ユニットは4インチのウーファー×1、3/4インチのツイーター×2。アンプはクラスDで、出力はウーファーが30W、ツイーターがそれぞれ15W。再生周波数帯域は45Hz~20kHz。最大音圧レベルは95dB。
サイズ260×170×150mm、重量は2.85kg。カラーはブラックとクリームを用意。
価格は43,980円。
【Stanmore III】は、ミドルサイズのスピーカー。バスレフ型で、搭載ユニットは5インチのウーファー×1、3/4インチのツイーター×2。アンプはクラスDで、出力はウーファーが50W、ツイーターがそれぞれ15W。再生周波数帯域は45Hz~20kHz。最大音圧レベルは97dB。
サイズは350×203×188mm、重量は4.25kg。カラーはブラックとクリームを用意。
価格は59,980円。
【Woburn III】は、シリーズの中で最大サイズのスピーカーで、新しい3ウェイドライバーシステムを搭載。
バスレフ型で、搭載ユニットは6インチのウーファー×1、3/4インチのツイーター×2、2インチのミッドレンジドライバー×2。アンプはクラスDで、出力はウーファーが90W、ツイーターとミッドレンジがそれぞれ15W。再生周波数帯域は35Hz~20kHz。最大音圧レベルは100.5dB。
サイズは400×317×203mm、重量は7.45kg。カラーはブラックとクリームを用意。
価格は99,980円。