主な内容の要点
JavaScriptでは「関数リテラル」を使って、名前のない関数(無名関数)を変数に代入して利用できます。これにより、一度しか使わない処理や、関数を引数として渡す場面で便利です。
ポイント解説
- 関数リテラルの基本形
let 変数名 = function(引数1, 引数2, ...){
// 実行する処理
return 戻り値;
};
JavaScriptfunction のあとに名前は不要(無名関数)。
代入した変数名を使って呼び出す。
- 呼び出し方
let dispHello = function(){
console.log("Hello");
};
dispHello(); // → Hello
JavaScript- 引数あり・戻り値ありの例
let add = function(x, y){
return x + y;
};
let result = add(3, 4);
console.log(result); // → 7
JavaScript- 無名関数を引数に渡す 関数をそのまま別の関数に渡せる。
function dispNum(x, y, func){
console.log(func(x, y));
}
dispNum(10, 8, function(a, b){
return (a + b) / 2;
}); // → 9
JavaScript- 使いどころ
- 一度しか使わない処理(イベント処理やコールバック関数など)
- 関数を引数として渡すとき
- 名前をつける必要がない場面
- 注意点
- 関数リテラルは「代入後」にしか呼び出せない
hello(); // エラー
let hello = function(){ console.log("Hi"); };
JavaScript→ 関数宣言(function hello(){})と違い、巻き上げ(hoisting)が効かない。
まとめ
- 「関数リテラル」は 無名関数を変数に代入する書き方。
- 一度きりの処理や関数を引数に渡すときに便利。
- 宣言より後でしか呼び出せない点に注意。
こうした関数リテラルは、後に学ぶ「アロー関数」にもつながる重要な基礎です。
このあたりを理解すると、イベント処理や配列操作(map, filter など)で「関数を渡す」書き方がスムーズに理解できるようになります。
