Day9 関数①の練習問題
Day9 のテーマは function / 引数 / return。
ここでは、関数の基本をしっかり理解するための練習問題と、
それぞれの解答・解説をまとめていきます。
関数は「処理をまとめて名前をつける」ための最重要パーツなので、
ここで確実に身につけておきましょう。
基本の function を理解する問題
問題1:挨拶を表示する関数を作る
「こんにちは」と表示する関数 greet を作り、
それを呼び出してください。
解答例
function greet() {
console.log("こんにちは");
}
greet();
JavaScript解説
function で関数を定義し、greet(); のように () をつけて呼び出す のがポイントです。
関数は「定義しただけでは動かない」ことを覚えておきましょう。
引数の練習問題
問題2:名前を受け取って挨拶する関数を作る
引数 name を受け取り、
「〇〇さん、こんにちは」と表示する関数 greet を作ってください。
解答例
function greet(name) {
console.log(name + "さん、こんにちは");
}
greet("Taro");
greet("Hanako");
JavaScript解説
引数 name は「関数の中だけで使える変数」です。
呼び出し側で渡した値が name に入ります。
関数の柔軟性が一気に上がるポイントです。
複数の引数を扱う問題
問題3:名前と年齢を受け取って紹介文を表示する関数を作る
引数 name と age を受け取り、
「〇〇さんは△△歳です」と表示する introduce 関数を作ってください。
解答例
function introduce(name, age) {
console.log(name + "さんは" + age + "歳です");
}
introduce("Taro", 20);
introduce("Hanako", 25);
JavaScript解説
引数はカンマで区切って複数指定できます。
関数の中では、普通の変数と同じように扱えます。
return の基本を理解する問題
問題4:2つの数を足して返す関数 add を作る
引数 a と b を受け取り、
その合計を return する関数 add を作ってください。
解答例
function add(a, b) {
return a + b;
}
const result = add(3, 5);
console.log(result); // 8
JavaScript解説
return は「関数の答えを返す」ために使います。
return された値は、呼び出し側で変数に入れて使えます。
return の動きを深く理解する問題
問題5:点数が 80 以上なら「合格」、それ以外なら「不合格」を返す関数を作る
関数 judgeScore(score) を作り、
score に応じて文字列を return してください。
解答例
function judgeScore(score) {
if (score >= 80) {
return "合格";
}
return "不合格";
}
console.log(judgeScore(90)); // "合格"
console.log(judgeScore(70)); // "不合格"
JavaScript解説
return に到達した時点で関数は終了します。
この性質を利用すると、条件分岐がスッキリ書けます。
関数の再利用性を体感する問題
問題6:税込み金額を返す関数 calcTotal を作る
引数 price と taxRate を受け取り、
税込み金額を return する関数 calcTotal を作ってください。
税込み金額 = price + price * taxRate
解答例
function calcTotal(price, taxRate) {
return price + price * taxRate;
}
console.log(calcTotal(1000, 0.1)); // 1100
console.log(calcTotal(2500, 0.1)); // 2750
JavaScript解説
同じ計算を何度も書く必要がなくなり、
関数の中身を変えれば全体に反映されるため、
「修正に強いコード」になります。
セキュリティ視点の練習問題
問題7:パスワードが8文字以上なら true、短ければ false を返す関数を作る
関数 isValidPassword(password) を作ってください。
解答例
function isValidPassword(password) {
if (password.length >= 8) {
return true;
}
return false;
}
console.log(isValidPassword("abc123")); // false
console.log(isValidPassword("abc12345")); // true
JavaScript解説
パスワードチェックのような「重要なロジック」は
関数にまとめておくことで、
チェック漏れやバラバラな実装を防ぎ、
セキュリティを高めることができます。
応用問題(関数 × 条件分岐)
問題8:年齢を受け取り、区分を返す関数を作る
次のルールで区分を返す関数 getCategory(age) を作ってください。
- 0〜12 → “子ども”
- 13〜19 → “ティーン”
- 20以上 → “大人”
解答例
function getCategory(age) {
if (age <= 12) {
return "子ども";
}
if (age <= 19) {
return "ティーン";
}
return "大人";
}
console.log(getCategory(10)); // "子ども"
console.log(getCategory(16)); // "ティーン"
console.log(getCategory(30)); // "大人"
JavaScript解説
return を使うことで、
「条件に合った時点で関数を終了する」
という書き方ができ、コードが読みやすくなります。
Day9 練習問題まとめ
Day9 の練習で身につくことは次の通りです。
function で処理をまとめる
引数で外から値を受け取る
return で結果を返す
関数を使うことでコードが再利用しやすくなる
重要なロジックを関数に閉じ込めることで安全性が上がる
関数は JavaScript の中心的な仕組みなので、
ここをしっかり理解しておくと Day10 以降が一気に楽になります。
