主な内容の要点
Javaのdo..while文は、必ず1回は処理が実行される繰り返し構文です。条件判定が「最後」に行われるため、最低1回はループが動くのが特徴です。
基本の書き方
do {
// 繰り返したい処理
} while (条件式);
Java- 最後にセミコロン (;) が必要
- 条件式が
trueならもう一度繰り返し、falseなら終了
while文との違い
while文 → 最初に条件判定 → 条件がfalseなら1回も実行されないdo..while文 → 必ず1回実行してから条件判定 → 少なくとも1回は処理される
注意点
- 初期化や変化式は自分で書く必要がある(
for文のように自動ではない) - 条件式を変化させないと無限ループになる
- 無限ループを意図的に作る場合は
while(true)を使い、終了条件でbreakを入れる
サンプルコード
int num = 5;
do {
System.out.println("num = " + num);
num -= 2;
} while (num > 0);
Java👉 出力結果は
num = 5
num = 3
num = 1
となり、3回繰り返されます。
応用例
サイコロを振って「6」が出たら終了するプログラム:
Random rand = new Random();
int num;
do {
num = rand.nextInt(6) + 1;
System.out.println("no = " + num);
} while (num != 6);
Java👉 必ず1回はサイコロを振るので、自然な処理が書ける。
まとめ
- 必ず1回は処理が実行されるのが
do..while文の最大の特徴 - 条件式は最後に判定される
- 無限ループを避けるために、条件式を変化させる処理を忘れない
初心者向けに言うと、do..while文は「最低1回はやってみてから、続けるかどうかを決める」仕組みです。例えば「ゲームを1回プレイして、もう一度遊ぶかどうかを聞く」といった場面にぴったりです。
