varが便利なシチュエーション
では、「どんな場面でvarを使うと便利か」を、初心者向けにシチュエーション別で整理してみます。
1. 型名が長いとき
Javaはクラス名が長いことが多いので、毎回書くのは大変です。varを使うとスッキリします。
// varを使わない場合
ArrayList<String> fruits = new ArrayList<String>();
// varを使う場合
var fruits = new ArrayList<String>();
Java👉 どちらも同じ意味ですが、varを使うと読みやすくなります。
2. for文の繰り返し処理
拡張for文で使うと、型をいちいち書かなくて済みます。
var fruits = new ArrayList<String>();
fruits.add("Apple");
fruits.add("Banana");
// varを使うとスッキリ
for (var fruit : fruits) {
System.out.println(fruit);
}
Java👉 fruitがString型だと自動で判断してくれます。
3. Mapや複雑な型を扱うとき
MapのentrySet()などは型が長くなりがち。varを使うと見やすくなります。
var map = new HashMap<String, Integer>();
map.put("Apple", 100);
map.put("Banana", 200);
for (var entry : map.entrySet()) {
System.out.println(entry.getKey() + " : " + entry.getValue());
}
Java👉 entryの型は Map.Entry<String, Integer> ですが、varで省略できます。
4. ローカル変数で一時的に使うとき
ちょっとした計算や一時変数に便利です。
var price = 120;
var tax = price * 0.1; // double型になる
System.out.println("税込価格: " + (price + tax));
Java使いすぎ注意!
varは便利ですが、型が分かりにくくなることもあります。
例:var x = getSomething(); // これ、何の型?- チーム開発では「読みやすさ」を優先して、
型が明確なときだけvarを使うのがおすすめです。
まとめ
varは「型を書かなくてもいい」便利な書き方- 特に 型が長いとき・for文・Mapやリストの処理 で役立つ
- ただし「型が分かりにくい場面」では避けたほうがよい
