1. カンマ演算子とは?
JavaScriptのカンマ演算子 , は、1つの式の中で複数の処理を順番に実行できる演算子です。
ポイントは:
- 左から順番に式を評価する
- 最後の式の結果が返される
基本の書き方
式1, 式2, 式3
JavaScript- 式1 → 式2 → 式3 の順に処理される
- 全体の結果は 式3の値 になる
2.2️⃣ 例題1:簡単な計算
let a, b, c;
c = (a = 2, b = 3, a + b);
console.log(c); // 5
JavaScript解説
a = 2→ aに2を代入b = 3→ bに3を代入a + b→ 2 + 3 = 5- 式全体の結果 = 5 → cに代入
💡 ポイント:最後の式
a + bの値が全体の結果になります
3. 例題2:for文での活用
for (let i = 1, j = 5; i <= 3; i++, j--) {
console.log("i = " + i + ", j = " + j);
}
JavaScript解説
let i = 1, j = 5
→ iとjを同時に初期化i++, j--
→ iは1ずつ増加、jは1ずつ減少- 実行結果:
i = 1, j = 5
i = 2, j = 4
i = 3, j = 3
💡 ポイント:カンマ演算子を使うと、複数の変数を同時に更新できます
4. 例題3:変数に複数処理をまとめる
let result;
result = (console.log("Step 1"), console.log("Step 2"), 10 * 2);
console.log("Result = " + result);
JavaScript解説
"Step 1"が表示される"Step 2"が表示される10 * 2 = 20が result に代入
- 出力:
Step 1
Step 2
Result = 20
💡 ポイント:処理の順番をまとめつつ、最後の値だけ変数に代入できます
5. 注意点
- カンマ演算子は処理をまとめる便利な道具ですが、
無理に使いすぎるとコードが読みにくくなるので注意 - 「最後の式の結果だけが重要」という場面で使うとわかりやすいです
まとめ
- カンマ演算子
,は 複数式を順番に評価 - 最後の式の値が返る
for文や変数への代入で役立つ
練習問題
- 次のコードの出力は?
let x;
x = (1 + 2, 3 + 4, 5 + 6);
console.log(x);
JavaScriptfor文で i を 0→2、j を 10→8 に更新して表示するコードを書いてみよう

