初心者でもと理解できるように、実例つきでやさしく説明します。
まず、「toString()」って何?
toString() は、
「数値(Number)を文字列(String)に変える」ためのメソッド
です。
たとえば:
let num = 123;
console.log(num.toString());
JavaScript➡ 結果は "123"(文字列)になります。
つまり、
数値 → 文字列 に変換してくれる機能です。
でも実は、もうひとつすごい機能が!
toString() はただ文字列にするだけでなく、
「好きな進数で表現できる」 のです✨
基本の書き方
数値.toString(基数);
JavaScript- 「基数(きすう)」とは、数を数えるときの「ルール」のこと。
たとえば:- 10進数 → 普通の数字(0〜9)
- 2進数 → コンピュータの世界で使う(0と1)
- 16進数 → 色コードなどで使う(0〜9+a〜f)
例1:10進数 → 文字列
let num = 78;
console.log(num.toString());
JavaScript出力結果:
"78"
JavaScriptここでは基数を指定していないので、デフォルト(10進数)のままです。
例2:2進数に変換(コンピュータっぽい!)
let num = 78;
console.log(num.toString(2));
JavaScript出力結果:
"1001110"
JavaScriptこれは「78」を**2進数(0と1だけで表す)**に直した結果です。
💡 コンピュータの中では、実際にこうした2進数でデータを処理しています。
例3:16進数(カラーコードでもおなじみ)
let num = 78;
console.log(num.toString(16));
JavaScript出力結果:
"4e"
JavaScript- 16進数では、10〜15 の部分を a〜f で表します。
→ だから「78」は「4e」になります。 - Webデザインでよく出てくる
#ff6600とかも、実は16進数なんです。
例4:小数でもOK!
let num = 7.5;
console.log(num.toString(2)); // 2進数に
JavaScript出力結果:
"111.1"
JavaScript小数点の右側(0.5)も、ちゃんと2進数で表されます!
注意点
① 指定できる基数の範囲
- 2 ~ 36 の間しか使えません。
- それ以外を指定するとエラーになります。
console.log((78).toString(40)); // ❌ エラー
JavaScript➡ RangeError: toString() radix argument must be between 2 and 36
② 数字リテラルにそのまま書くときの注意
この書き方はエラーになります:
123.toString(2); // ❌ SyntaxError
JavaScriptなぜかというと、JavaScript は「123.」を小数の途中と勘違いするからです。
🟩 対策は2通り!
✅ 括弧で囲む:
(123).toString(2);
JavaScript✅ ドットの前にスペースを入れる:
123 .toString(2);
JavaScriptちょっと実践例
▶ 2進数を表示する電卓もどき
let num = 25;
console.log("10進数:", num.toString(10)); // "25"
console.log("2進数:", num.toString(2)); // "11001"
console.log("8進数:", num.toString(8)); // "31"
console.log("16進数:", num.toString(16)); // "19"
JavaScript結果:
10進数: 25
2進数: 11001
8進数: 31
16進数: 19
JavaScriptまとめ
| 内容 | 説明 |
|---|---|
| メソッド名 | toString() |
| 働き | 数値 → 文字列に変換 |
| オプション | toString(基数) で 2〜36 進数の文字列を作れる |
| よく使う基数 | 2進数(2)、8進数(8)、16進数(16) |
| 注意点 | 整数リテラルは (123).toString() のように括弧が必要 |

