Python | 1 日 90 分 × 7 日アプリ学習:リストに追加するアプリ(初級編)

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2日目のゴール

2日目のテーマは
「list と append を“アプリとして扱えるレベル”に引き上げること」です。

1日目では
list の正体
append の動き
を理解しました。

今日はそこから一歩進んで、

入力チェック(バリデーション)
追加後の見やすい表示
list を“データベース”として扱う感覚

を身につけます。

初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説しながら、
小さな「追加アプリ」を完成させます。


list を「アプリのデータ置き場」として扱う

list は“増えていく情報”を入れる場所

アプリを作るとき、
データをどこに保存するかがとても重要です。

Python の list は、
アプリ内のデータベースのように使える
というのが今日の大事な視点です。

例えば、買い物リストアプリなら

shopping_list = []
Python

これは
「アプリが扱うすべての買い物データを入れる箱」
という意味になります。

ここに append でデータを追加していくと、
アプリが“育っていく”感覚がつかめます。


append を「入力 → 保存」の流れで理解する

入力された値を list に保存する

昨日のコードを少し進化させてみます。

shopping_list = []

while True:
    item = input("追加するもの: ")

    if item == "終了":
        break

    shopping_list.append(item)
    print("保存しました:", shopping_list)
Python

ここでのポイントは、

append は「保存する」という意味で使える
list は「保存先」

ということです。

アプリの基本は
入力 → 保存 → 表示
この3ステップです。

append は、この「保存」を担当します。


入力チェック(バリデーション)を追加する

空文字が追加される問題

初心者が必ずぶつかるのがこれです。

追加するもの:

何も入力せず Enter を押すと、
空文字 "" が list に追加されてしまいます。

これはアプリとしては望ましくありません。

そこで「空文字は追加しない」というルールを入れます。

shopping_list = []

while True:
    item = input("追加するもの: ")

    if item == "終了":
        break

    if item.strip() == "":
        print("空の入力は追加できません")
        continue

    shopping_list.append(item)
    print("追加しました:", item)
Python

ここでの深掘りポイントは、

strip() を使うと
空白だけ " " の入力も空として扱える

ということです。

バリデーションはアプリの“品質”を守る

アプリは、
ユーザーが間違った入力をしても壊れないように作る必要があります。

そのために必要なのがバリデーションです。

空文字を防ぐ
数字だけの入力を防ぐ
長すぎる文字を防ぐ

こうしたチェックは、
アプリを“ちゃんとしたもの”にするための第一歩です。


list の中身を“見やすく”表示する

print だけだと見づらい

print(shopping_list)
Python

これは Python が list をそのまま表示しますが、
アプリとしては少し不親切です。

例えば、こう表示したいとします。

1: りんご
2: 牛乳
3: 卵

for と enumerate で見やすくする

shopping_list = ["りんご", "牛乳", "卵"]

for index, item in enumerate(shopping_list, start=1):
    print(f"{index}: {item}")
Python

出力はこうなります。

1: りんご
2: 牛乳
3: 卵

ここでの深掘りポイントは、

enumerate は「番号」と「中身」を同時に取り出す便利ツール
番号をつけると、削除や編集がしやすくなる

ということです。


2日目のミニアプリ:追加 → 表示 → 終了

今日の学びを全部入れたコード

shopping_list = []

print("買い物リストアプリ")
print("追加したいものを入力してください。終了するときは『終了』と入力。")

while True:
    item = input("追加するもの: ")

    if item == "終了":
        break

    if item.strip() == "":
        print("空の入力は追加できません")
        continue

    shopping_list.append(item)
    print("追加しました:", item)

print("\n最終的な買い物リスト:")

for index, item in enumerate(shopping_list, start=1):
    print(f"{index}: {item}")
Python

このコードには、

list の作成
append で追加
バリデーション
見やすい表示

という、アプリに必要な要素がすべて入っています。


2日目のまとめ

今日つかんでほしい感覚はこれです。

list はアプリの“データ置き場”
append は“保存”
バリデーションは“アプリの安全装置”
表示は“ユーザーへの説明”

この4つが分かると、
3日目以降の「削除」「検索」「編集」も
スムーズに理解できるようになります。

次は、
「追加したデータを削除する」
という、アプリらしい操作に進んでいきます。

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