一般設定の「サイトタイトル」と「キャッチフレーズ」とは何か
WordPressの「一般設定」にある
「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」は、ブログやサイトの“名札”と“ひとこと自己紹介”のようなものです。
サイトタイトルは、サイト名・ブログ名として使われ、ブラウザのタブや検索結果のタイトルタグにも反映されます。
キャッチフレーズは、そのサイトがどんな内容なのかを短く説明する文章で、テーマによってはヘッダー部分やタイトルタグ、メタディスクリプションの一部として使われます。
プログラミングで言えば、
「サイトタイトル=クラス名」
「キャッチフレーズ=そのクラスのコメント(説明文)」
のようなイメージを持つと理解しやすいです。
なぜ最初にここを最適化すべきなのか
検索エンジンとユーザーの両方に効く
サイトタイトルとキャッチフレーズは、検索結果に表示されるテキストに関わるため、SEO(検索エンジン最適化)にとても重要です。
適切なキーワードを含めることで、検索結果で上位に表示されやすくなり、クリックされる確率も上がります。
同時に、ユーザーが検索結果一覧を見たときに「このサイトは自分に関係ありそうだ」と判断する材料にもなります。
つまり、コードでいうと「関数名」と「コメント」が分かりやすいと、他の人がその関数を安心して呼び出せるのと同じです。
ブランド・世界観を伝える役割
タイトルとキャッチフレーズは、サイトのコンセプトや価値を一瞬で伝える“看板”です。
覚えやすく、イメージしやすい言葉にしておくと、リピーターや口コミにもつながります。
一般設定画面での操作イメージ
どこから設定するのか
WordPressにログインしたあと、管理画面の左メニューから「設定」→「一般」を開くと、「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を入力する欄があります。
ここに入力した内容が、サイト全体の基本情報として使われます。
プログラミングで言えば、「設定ファイル(config)」に書くグローバルな定数のようなものです。
一度ここで定義すると、テーマやプラグインがその値を参照して表示を変えます。
サイトタイトルの付け方をかみ砕いて解説
基本の考え方
サイトタイトルは、「このサイトは何のサイトか」が一目で分かる名前にするのが基本です。
ただし、必ずしもキーワードだけを詰め込む必要はなく、「覚えやすさ」や「自分らしさ」とのバランスも大事です。
プログラミング初心者向けにたとえると、
クラス名を DataManagerForUserProfileAndSettingsAndLogs のように長くするより、UserProfileManager くらいに要点を絞った方が読みやすい、という感覚に近いです。
具体例:良いタイトル・微妙なタイトル
例1:プログラミング学習ブログの場合
悪い例:
「たかしの日記」
何を書いているブログなのか、検索結果だけでは分かりません。
改善例:
「たかしのプログラミング独学ログ」
「プログラミング」「独学」といったキーワードが入り、内容がイメージしやすくなります。
さらに攻める例:
「未経験からWebエンジニアへ|たかしの独学ログ」
「未経験」「Webエンジニア」という具体的なゴールが入り、ターゲットがより明確になります。
例2:ワインの情報サイトの場合
悪い例:
「ゆみこのブログ」
改善例:
「ソムリエゆみこのワインメモ」
「ワイン」「ソムリエ」というキーワードが入り、何のサイトか一瞬で伝わります。
深掘り:タイトルに入れると良い要素
タイトルに入れると効果的な要素は、次のようなものです。
- サイトのテーマ(例:プログラミング、ワイン、投資、英語学習など)
- ターゲットやゴール(例:未経験からエンジニア、初心者向け、忙しい社会人向け)
- 必要に応じて名前やブランド名(例:たかし、○○塾、会社名など)
ただし、長くなりすぎると逆に読みにくくなるので、「検索結果で切れない程度」「覚えやすい長さ」を意識するとよいです。
キャッチフレーズの役割と作り方
キャッチフレーズは「一行の自己紹介」
キャッチフレーズは、サイトの内容を短い文章で説明するための欄です。
テーマによってはヘッダーに表示されたり、タイトルタグやメタディスクリプションの一部として使われます。
プログラミングで言えば、クラスや関数の上に書く「コメント」のようなものです。
タイトルだけでは伝えきれない補足情報を、1〜2行で分かりやすく書きます。
キャッチフレーズ作成のコツ
キャッチフレーズを作るときの代表的なポイントは次の通りです。
- サイトの内容がイメージできる文章にする
- 20文字前後で簡潔にまとめる
- サイト全体のメインキーワードを含める
- サイトタイトルと丸かぶりしないようにする
例えば、
タイトル:「未経験からWebエンジニアへ|たかしの独学ログ」
キャッチフレーズ案:
「30代未経験からWebエンジニア転職を目指す学習記録」
このように、「誰が」「何を目指して」「どんな内容を書いているか」が分かると、ユーザーも検索エンジンも理解しやすくなります。
具体例:キャッチフレーズの良い・悪い例
例1:プログラミング学習ブログ
悪い例:
「Just another WordPress site」
インストール直後のデフォルト文言で、内容がまったく伝わりません。
改善例:
「未経験からWebエンジニアを目指す学習と挫折のリアル記録」
さらに絞った例:
「独学でフロントエンドエンジニアを目指す30代会社員の学習ログ」
例2:ワインサイト
タイトル:「ソムリエゆみこのワインメモ」
キャッチフレーズ案:
「初心者でも分かる、毎日楽しむためのワインの選び方と飲み方」
これだけで、「難しい専門サイト」ではなく「初心者向けで、日常的に楽しむための情報」が中心だと伝わります。
キャッチフレーズを空白にしてもいいケース
一部のテーマでは、キャッチフレーズをデザイン上表示していなかったり、タイトルタグに含めない場合もあります。
また、サイトのコンセプトがタイトルだけで十分伝わる場合や、デザイン的にスッキリさせたい場合は、キャッチフレーズを空白にする選択肢もあります。
ただし、SEO的には、適切なキーワードを含んだ説明文がある方が有利になることも多いので、
「とりあえず空白」ではなく、「意図的に空白にするか」「短くても入れておくか」を考えるのがおすすめです。
プログラミング初心者向けのまとめと考え方
コードにたとえて整理する
ここまでを、プログラミングの感覚で整理するとこうなります。
- サイトタイトル
→ プロジェクト名・クラス名のようなもの。
「このサイトは何者か」を一言で表す。 - キャッチフレーズ
→ クラスや関数のコメント。
「このサイトは誰のために、何を提供しているのか」を一行で説明する。
どちらも「中身のコード(記事)」を書く前に決めておくと、サイト全体の方向性がブレにくくなります。
逆に、作りながら少しずつ変えていっても問題はありません。WordPressでは後から簡単に変更できます。
最初にやっておくと後が楽になる
一般設定の「サイトタイトル」と「キャッチフレーズ」を最適化しておくと、次のようなメリットがあります。
- 検索結果で内容が伝わりやすくなり、クリックされやすくなる
- ユーザーが「どんなサイトか」を一瞬で理解できる
- 自分自身も「このサイトで何を発信するのか」が明確になる
- テーマやプラグインがその情報を元に、きれいに表示してくれる
あなたがこれから記事を書いていくとき、
「このタイトルとキャッチフレーズに合う内容になっているか?」
という視点で見直すと、サイト全体の一貫性も自然と高まります。
宿題的なミニ課題
最後に、プログラミング初心者向けの“練習問題”として、こんなことをやってみてください。
課題1:自分のサイトタイトル案を3つ書き出す
「誰向けの」「どんなテーマの」サイトなのかを意識しながら、
少しずつニュアンスの違うタイトルを3つ考えてみてください。
課題2:そのうち1つを選び、キャッチフレーズを2パターン作る
1つは「シンプルで短いもの」、
もう1つは「少し説明的で長めのもの」を意識して作ってみると、違いがよく分かります。
もしよければ、考えたタイトルとキャッチフレーズを教えてください。
一緒に「もっと伝わる形」にブラッシュアップしていきましょう。


