
Amazonは、Kindleシリーズ初の読み書き一体型の電子書籍リーダー【Kindle Scribe(キンドル スクライブ)】を発表した。予約受付を開始しており、年内出荷を予定。
Kindle史上で最も大きい10.2型の高解像度300ppiのディスプレイ、明るさ自動調整機能、色調調整ライト、USB-C充電ケーブル、長時間持続のバッテリーを搭載。さらにスタイラスペン付きで、Kindleシリーズ初となる手書き入力が可能な電子書籍リーダー。
読書に没頭できるだけでなく、ペアリング・充電不要のペンを使うことで、電子書籍への手書き付箋の追加、PDF等の書類へのメモ書き、ノートやToDoリストの作成などが可能となっている。さらに、明るさ自動調整機能と光の反射を抑えた高級感のあるディスプレイの搭載により、文字や画像がくっきり大画面で表示され、まるで本物の紙のように読み書きが行えるという。
同梱されるスタイラスペンは、「スタンダードペン」または、「プレミアムペン」の2種類。いずれも本体にマグネットで取り付けられる。手書き文字の太さの調整、マーカー、消しゴム、元に戻す、などの多様な機能も備えている。また、手になじむデザインで、自然な使い心地と書き心地とする。さらに、「プレミアムペン」には、カスタマイズ可能なショートカットボタンを搭載し、消しゴムやマーカー、付箋追加などの機能の割り当てが可能。
本体の厚さは5.8mmに抑えられており、スタイリッシュなデザインを実現。USB Type-Cによる充電、読書のみで最大12週間、読み書きで最大3週間持続可能なバッテリなども備える。
IEEE 802.11n対応無線LANも備える。
サイズは196×230×5.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は433g。
価格はスタンダードペン付き/16GBモデルが47,980円、プレミアムペン付き/16GBモデルが51,980円、プレミアムペン付き/32GBモデルが54,980円、プレミアムペン付き/64GBモデルが59,980円。
別売りでファブリックカバー、レザーカバー、プレミアムレザーカバーの3種類も、9,980円で同日より予約受付を開始した。