WordPress Tips | 基本設定:サンプル投稿・サンプルコメントを削除

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なぜ「サンプル投稿・サンプルコメント」を真っ先に消すべきなのか

WordPress をインストールした直後、必ず入っているのが
「Hello world!」というサンプル投稿と、その下に付いているサンプルコメントです。

これはあくまで「こういう感じで表示されますよ」というデモ用データであって、
本番サイトのコンテンツとして残しておくものではありません。

そのまま放置しておくと、

サイトが“作りかけ感”丸出しに見える
「ちゃんと管理されていないサイト」という印象を与える
SEO 的にもノイズになる(中身のないページが 1 本増える)

といった、地味だけど確実にマイナスな状態になります。

プログラミングで言えば、
テンプレートプロジェクトに最初から入っている「サンプルコード」を、本番リポジトリに残したままデプロイしているようなものです。
最初にきちんと掃除しておくのが“プロっぽい”スタートラインです。


どこにサンプル投稿・コメントがあるのかを理解する

サンプル投稿の場所

管理画面の「投稿 → 投稿一覧」を開くと、
インストール直後は必ず「Hello world!」というタイトルの記事が 1 件あります。

これがサンプル投稿です。
中身も「これは最初の投稿です。編集または削除してブログを始めてください。」のような、完全にテンプレート文です。

この投稿は、
トップページの新着一覧に出てしまったり、
パーマリンクが検索エンジンに拾われたりします。

本番サイトとして公開する前に、
必ず削除候補として認識しておくべき存在です。

サンプルコメントの場所

同じく、管理画面の「コメント」を開くと、
「これはコメントの例です。」のような内容のコメントが 1 件付いているはずです。

これは、先ほどの「Hello world!」に紐づいたサンプルコメントです。

フロント側では、
「コメント 1 件」と表示されたり、
コメント欄のデザイン確認用として出てきます。

こちらも、本番運用するなら不要なダミーデータです。


なぜ削除が「基本設定」の一部と言えるのか

サイトの“第一印象”を整えるため

ユーザーが最初にサイトを訪れたとき、
トップページやブログ一覧に「Hello world!」が残っていると、

テスト中?
放置されてる?
ちゃんと運営されてるのかな?

といった不信感につながります。

特に企業サイトやサービスサイトでは、
「細部まで気を配っているかどうか」が信頼感に直結します。

サンプル投稿・コメントを消すのは、
デザインを整える前に「余計なゴミを片付ける」作業です。
部屋を片付けずにインテリアだけこだわるのは変ですよね、それと同じです。

SEO 的にも「意味のないページ」を減らせる

サンプル投稿は、
中身の薄い、意味のない 1 ページです。

検索エンジンから見ると、

コンテンツとして価値がない
サイトのテーマとも関係がない

という、評価しづらいページになります。

こうしたページが混ざっていると、
サイト全体の評価にも微妙に悪影響を与えかねません。

最初から「不要なページは作らない・残さない」という姿勢でいく方が、
長期的な運用としてもきれいです。

セキュリティ・ボット的な観点でも“素人感”を出さない

実は、攻撃者やボットは、
「Hello world! が残っている WordPress サイト」を見て、

インストールしたばかり
あまり詳しくない人が運用していそう

と判断することがあります。

もちろん、それだけで攻撃されるわけではありませんが、
「素人っぽさ」をわざわざアピールする必要はありません。

サンプル投稿・コメントを消すのは、
「このサイトはちゃんと手が入っているよ」という、
ささやかなシグナルにもなります。


実務的な削除の流れをイメージする

サンプル投稿を削除する流れ

管理画面での動きはシンプルです。

投稿 → 投稿一覧 を開く
「Hello world!」を探す
タイトルにマウスを乗せると出てくる「ゴミ箱へ移動」をクリック

これで、その投稿はゴミ箱に入ります。

さらに完全に消したい場合は、
投稿一覧の上部にある「ゴミ箱」を開き、
「完全に削除」を実行します。

プログラミングで言えば、
「サンプルデータ用のレコードを削除するマイグレーションを最初に流す」
くらいの感覚です。

サンプルコメントを削除する流れ

コメント → コメント を開く
サンプルコメント(例文っぽい内容のもの)を探す
マウスを乗せて「ゴミ箱へ移動」をクリック

こちらも同様に、ゴミ箱から完全削除できます。

コメント機能自体を使わないサイトなら、
「コメント機能を不要なら停止」とセットで考えると、
よりスッキリした構成になります。


プログラミングの感覚で捉える「サンプル削除」

これは「初期データのクリーンアップ」

フレームワークのスキャフォールドやテンプレートプロジェクトには、
よく「サンプルコントローラ」「サンプルビュー」「ダミーデータ」が入っています。

本番アプリを作るとき、
それらをそのまま残すことはまずありません。

不要なものは削除し、
自分のアプリに必要なものだけを残していきます。

WordPress のサンプル投稿・コメントも、
まさにその「テンプレートの残骸」です。

「本番サイトとしての最初のコミット」で、
サンプルを削除するのは自然な流れです。

「自分のサイトの最初の一言」を自分で決める

サンプル投稿を消すというのは、
「このサイトの最初の一言は、テンプレートではなく自分で書く」
という宣言でもあります。

最初の投稿を、

サイトの紹介
運営者の自己紹介
このブログで発信していくこと

などに差し替えれば、
訪れた人にとっても、検索エンジンにとっても、
意味のある“最初のページ”になります。

天才プログラマー的に言えば、
「デフォルトの README を消して、自分のプロジェクトの README に書き換える」
その最初の一歩が、ここです。


まとめ:サンプル削除は「ちゃんと始める」ための儀式

「サンプル投稿・サンプルコメントを削除する」というのは、

見た目の“作りかけ感”を消す
意味のないページを減らす
素人感・放置感を出さない
自分の言葉でサイトをスタートさせる

ための、いちばん簡単で、いちばん効果の大きい初期作業です。

技術的には難しいことは何もありません。
でも、この小さな一手間をかけるかどうかで、
サイト全体の「ちゃんと作られている感」は大きく変わります。

もしまだあなたのサイトに「Hello world!」が残っているなら、
それは「ここから本番を始めましょう」というサインです。
サンプルを消して、あなたの最初の一言を置きにいきましょう。

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