C# | ゼロからはじめるプログラミング、30日で基礎を学ぶC#:基礎文法を学ぶ - Day2:変数とデータ型

C# C#
スポンサーリンク

Day2 後半のゴール

Day2 の後半では、前半で学んだ 変数とデータ型の知識を「実際のプログラム」で使う体験 をしていく。 ここで扱うのは、初心者が「変数ってこう使うんだ」と一気に理解できる代表的な2つの演習だ。

自己紹介プログラム BMI計算プログラム

どちらも「変数を作る → 値を入れる → Console.WriteLine で表示する」という流れで進むため、 Day2 の学習内容を自然に復習できる構成になっている。

自己紹介プログラムを作る

変数を組み合わせて「情報をまとめる」体験をする

自己紹介プログラムは、変数の基本的な使い方をまとめて体験できる最適な題材だ。 名前は string、年齢は int、身長は double、学生かどうかは bool といったように、 「型によって入れる値が違う」という Day2 の重要ポイントを自然に使うことになる。

まずは変数を宣言する。

string name = "Taro";
int age = 20;
double height = 170.5;
bool isStudent = true;
C#

ここで注目してほしいのは、 変数は「値を入れておく箱」であり、型によって入れられる値が決まるという点だ。

名前は文字列なので string 年齢は整数なので int 身長は小数なので double 学生かどうかは true/false なので bool

このように、型を正しく選ぶことがプログラミングの基本になる。

Console.WriteLine で情報を表示する

変数を作ったら、次は画面に表示する。

Console.WriteLine("名前: " + name);
Console.WriteLine("年齢: " + age);
Console.WriteLine("身長: " + height);
Console.WriteLine("学生ですか?: " + isStudent);
C#

実行すると、コンソール画面には次のように表示される。

名前: Taro
年齢: 20
身長: 170.5
学生ですか?: True

ここで理解してほしいのは、 Console.WriteLine の中で変数を使うと、その中身が表示されるという仕組みだ。

文字列と変数を + でつなぐことで、 「説明文 + 値」という形で表示できる。

BMI 計算プログラムを作る

数値型を使って「計算する」体験をする

BMI 計算は、変数と数値型の理解を深めるための絶好の題材だ。 BMI の計算式は次のとおり。

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

ここで重要なのは、 身長は「cm」ではなく「m」で計算する必要があるという点だ。

まずは変数を宣言する。

double weight = 60.0;   // 体重(kg)
double height = 170.0;  // 身長(cm)
C#

身長を m に変換する。

double heightMeter = height / 100.0;
C#

BMI を計算する。

double bmi = weight / (heightMeter * heightMeter);
C#

結果を表示する。

Console.WriteLine("BMI: " + bmi);
C#

実行すると、例えば次のような結果が出る。

BMI: 20.761245674740486
C#

double と decimal の違いを体験する

BMI 計算では double を使うことが多いが、 もし「小数点の誤差を減らしたい」場合は decimal を使うこともできる。

decimal weight = 60.0m;
decimal height = 170.0m;
decimal heightMeter = height / 100.0m;
decimal bmi = weight / (heightMeter * heightMeter);
Console.WriteLine("BMI: " + bmi);
C#

decimal は「金額計算向け」と言われるが、 「誤差を減らしたい」という目的なら BMI 計算にも使える。

ここで理解してほしいのは、 double は高速で便利だが誤差が出ることがある。 decimal は誤差が少ないが少し重い。 用途によって使い分ける。 という C# の型選択の考え方だ。

変数を使うと「プログラムが柔軟になる」ことを理解する

値を変えるだけで結果が変わる

BMI 計算プログラムは、変数の便利さを体験するのに最適だ。 例えば、体重を 65kg に変えたい場合は、 変数の値を変えるだけでよい。

weight = 65.0;
C#

これだけで、計算結果が自動的に変わる。

もし変数を使わずに「直接数字を書いていた」場合、 プログラムのあちこちを修正する必要がある。 変数を使うことで、 「値を変えたいときに一箇所だけ直せばよい」 というメリットが生まれる。

Day2 後半のまとめ

Day2 後半では、変数とデータ型を実際のプログラムで使う体験をした。

自己紹介プログラムで string、int、double、bool を組み合わせて情報を表示した。

BMI 計算プログラムで double を使った計算 decimal の精度の違い 変数を使うメリット を体験した。

Day2 の学習内容は、C# の基礎の中でも特に重要だ。 変数と型を正しく扱えるようになると、 Day3 以降の条件分岐、ループ、メソッドなどが一気に理解しやすくなる。

次のステップでは、 「条件によって処理を変える」if 文を学び、 プログラムに「判断力」を持たせていく。

タイトルとURLをコピーしました