基礎から学ぶPython入門 90日コース | Python基礎 - Day 1:Pythonを始める

Python 90日で身につけるPython
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  1. Day 1:Pythonを始める ― まず「プログラムを書くってこういうことなんだ」を体で覚える
  2. Pythonとは ― 「人間が読みやすくて、世界中で使われているプログラミング言語」
  3. Pythonでできること ― Web、データ分析、機械学習、セキュリティ…ほぼ何でもできる万能選手
  4. Pythonのインストール ― 公式サイトから安全に入れる
  5. VS Codeの準備 ― 「コードを書くためのエディタ」を整える
  6. .pyファイル ― 「Pythonのプログラムが入っている箱」
  7. Pythonプログラムの実行 ― コマンドラインから .py を動かす
  8. print() ― 「画面に何かを表示する」最初の相棒
  9. コメント ― 「コードの意図を人間に伝えるためのメモ」
  10. Day 1のまとめと次へのつながり
  11. Day 1:Pythonを始める ― Hello Pythonプログラムを作る
  12. Pythonとは ― まずはざっくりイメージをつかむ
  13. Pythonでできること ― 具体的なイメージを少しだけ
  14. Pythonのインストール ― 開発環境を整える
    1. インストールの基本的な流れ
  15. VS Codeの準備 ― コードを書く場所を用意する
    1. VS Codeの準備手順
  16. .pyファイル ― Pythonプログラムの入れ物
    1. VS Codeで .py ファイルを作る
  17. Hello Pythonプログラムを書く ― print() の最初の一歩
  18. Pythonプログラムの実行 ― 実際に動かしてみる
    1. VS Codeから実行する方法(例)
  19. print() を少し深掘りする ― いろいろ表示してみる
  20. コメント ― コードに「自分の意図」を残す
  21. Day 1のまとめ ― 「1行目を書いた」という事実が大事

Day 1:Pythonを始める ― まず「プログラムを書くってこういうことなんだ」を体で覚える

Python入門90日コースの最初の一歩は、「Pythonとは何か」「何ができるのか」「どうやって動かすのか」を、実際に手を動かしながら体で覚えていくことです。 ここでは、インストールやVS Codeの準備といった環境づくりから、最初の .py ファイルを作って print() を動かし、コメントを書くところまでを、ステップバイステップで解説していきます。

Pythonとは ― 「人間が読みやすくて、世界中で使われているプログラミング言語」

Pythonとは、世界中で使われているプログラミング言語のひとつです。 特徴は「読みやすさ」と「書きやすさ」で、初心者でも比較的スムーズに学べるように設計されています。

例えば、次のようなコードを見てください。

# これはPythonのコード例です
name = "Python"          # 文字列を変数nameに入れる
message = f"Hello, {name}"  # f文字列でメッセージを作る
print(message)           # 画面に表示する
Python

英語が少し分かれば、「name に ‘Python’ を入れて、Hello, Python と表示しているんだな」と読み取れるはずです。 この「コードがほぼそのまま説明文になっている」感じが、Pythonの大きな魅力です。

セキュリティの世界でも、Pythonはよく使われます。 ログ解析、脆弱性診断ツールの作成、簡単な自動化スクリプトなど、幅広い場面で活躍しています。 つまり、「Pythonを覚える=開発だけでなく運用やセキュリティにも強くなれる」ことにつながります。

Pythonでできること ― Web、データ分析、機械学習、セキュリティ…ほぼ何でもできる万能選手

Pythonでできることは非常に多いです。 代表的なものをいくつか挙げると、次のような分野があります。

Webアプリケーション(Django、FastAPIなど) データ分析・可視化(pandas、matplotlibなど) 機械学習・AI(scikit-learn、TensorFlow、PyTorchなど) 自動化スクリプト(ファイル操作、API呼び出しなど) セキュリティツール(ログ解析、簡易スキャナなど)

例えば、簡単なログ解析のイメージコードは次のようになります。

# ログファイルを読み込んで、「ERROR」を含む行だけ表示する例

log_file_path = "app.log"  # ログファイルのパス

# ファイルを開いて1行ずつ読む
with open(log_file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
    for line in f:
        if "ERROR" in line:  # 行の中に"ERROR"が含まれているかチェック
            print(line.strip())  # 改行を取り除いて表示
Python

このように、Pythonは「テキストを読む」「条件で絞る」「表示する」といった基本操作を組み合わせるだけで、実用的なツールを作ることができます。 Day 1ではまだここまで行きませんが、「将来こういうことができるんだ」とイメージしておくと、モチベーションが上がります。

Pythonのインストール ― 公式サイトから安全に入れる

Pythonを使うためには、まずPCにインストールする必要があります。 セキュリティの観点からも、「公式サイトからダウンロードする」ことが重要です。

Python公式サイト(検索で「Python official」と探すと出てきます)から、 自分のOS(Windows / macOS / Linux)に合ったインストーラをダウンロードしてインストールします。

インストール時に、Windowsの場合は「Add Python to PATH」というチェックボックスが出ることがあります。 これにチェックを入れておくと、後でコマンドラインから python と打つだけでPythonが使えるようになります。

インストールが終わったら、ターミナル(WindowsならPowerShell、macOSならターミナル)を開いて、次のコマンドを打ってみてください。

bash

python --version

Pythonのバージョン(例:Python 3.12.0)が表示されれば、インストールは成功です。 もし表示されない場合は、PATH設定がうまくいっていない可能性があるので、インストール手順を見直します。

VS Codeの準備 ― 「コードを書くためのエディタ」を整える

Pythonのコードを書くには、テキストエディタが必要です。 初心者におすすめなのが Visual Studio Code(VS Code)です。

VS Codeをインストールしたら、Python拡張機能(「Python」と検索すると出てきます)を追加します。 これにより、Pythonコードの色分け、補完、実行サポートなどが使えるようになります。

VS Codeを開いて、新しいファイルを作り、拡張子を .py にして保存すると、そのファイルは「Pythonファイル」として扱われます。 例えば、hello.py という名前で保存すると、「Pythonのプログラムファイル」が1つできたことになります。

.pyファイル ― 「Pythonのプログラムが入っている箱」

.py ファイルは、Pythonのコードを保存するためのファイルです。 中身はただのテキストですが、拡張子が .py であることで、「これはPythonのコードだ」とツールが認識してくれます。

例えば、hello.py に次のようなコードを書いてみます。

# hello.py

# これは最初のPythonプログラムです
# 画面にメッセージを表示します

print("Hello, Python!")  # 文字列を画面に表示する
Python

このファイルを保存した時点で、「Pythonプログラムが1つ完成した」と言えます。 あとはこれを実行するだけです。

Pythonプログラムの実行 ― コマンドラインから .py を動かす

Pythonプログラムを実行する基本的な方法は、「ターミナルから python ファイル名 を打つ」ことです。

先ほどの hello.py を例にすると、次のようになります。

  1. VS Codeで hello.py を保存する
  2. ターミナルを開く(VS Code内のターミナルでもOKです)
  3. hello.py があるディレクトリに移動する
  4. 次のコマンドを打つ

bash

python hello.py

すると、ターミナルに次のように表示されます。

Hello, Python!

これが「Pythonプログラムを実行する」ということです。 コードを書いて、ファイルに保存して、Pythonにそのファイルを渡すと、Pythonが中身を読み取って順番に実行してくれます。

print() ― 「画面に何かを表示する」最初の相棒

Day 1で一番よく使う関数が print() です。 print() は、「引数に渡されたものを画面に表示する」ための関数です。

基本形は次の通りです。

print("こんにちは")  # 文字列を表示
print(123)          # 数値を表示
print(1 + 2)        # 計算結果を表示
Python

少しだけ発展させると、変数と組み合わせて使えます。

# 名前を変数に入れて、それを使ってメッセージを表示する例

name = "Taro"  # 変数nameに文字列"Taro"を入れる
print("Hello,", name)  # カンマで区切って複数の値を表示する

# f文字列を使うと、より読みやすく書けます
print(f"Hello, {name}")  # { } の中に変数を書いて埋め込む
Python

print() は、デバッグ(動作確認)のときにもよく使います。 「今この変数には何が入っているのか」「この処理はどこまで進んでいるのか」を確認するために、print() で途中経過を表示するのは、初心者からプロまで共通のテクニックです。

セキュリティの観点では、「ログをきちんと残す」ことが重要ですが、その最初の一歩が print() だと思ってください。 後で本格的なログ出力に進むときも、「今何が起きているかを記録する」という発想は同じです。

コメント ― 「コードの意図を人間に伝えるためのメモ」

コメントは、「Pythonには無視されるけれど、人間には意味がある文章」です。 Pythonでは、行の先頭に # を書くと、その行の残りはコメントとして扱われます。

例えば、次のようなコードを見てください。

# ユーザーの年齢を元に、成人かどうかを判定するプログラム

age = 20  # ユーザーの年齢(ここでは仮に20歳とする)

# 18歳以上なら成人とみなす
if age >= 18:
    print("成人です")
else:
    print("未成年です")
Python

ここで、# から始まる行はすべてコメントです。 Pythonはそれらを読み飛ばし、実行しません。

コメントの役割は大きく分けて2つあります。

1つ目は、「コードの意図を説明する」ことです。 「なぜこの条件なのか」「なぜこの値なのか」といった背景をコメントに書いておくと、後から自分や他の人が読んだときに理解しやすくなります。

2つ目は、「一時的にコードを無効化する」ことです。 例えば、次のようにします。

print("これは表示されます")
# print("これはコメントアウトされているので表示されません")
Python

2行目の print() は、# によってコメントアウトされているので、実行されません。 動作確認のために一部のコードを止めたいときに、コメントアウトはよく使われます。

セキュリティの観点では、「コメントに秘密情報を書かない」ことが重要です。 例えば、APIキーやパスワードをコメントに書いてしまうと、コードを共有したときに漏洩する可能性があります。 コメントは「意図や説明」を書く場所であり、「秘密情報」を書く場所ではない、という意識を持っておくと安全です。

Day 1のまとめと次へのつながり

Day 1では、

Pythonとは何か Pythonで何ができるか Pythonのインストール VS Codeの準備 .py ファイルとは何か Pythonプログラムの基本的な実行方法 print() の使い方 コメントの書き方

までを一気に駆け抜けました。

ここまでできるようになると、「自分のPCでPythonプログラムを書いて動かす」という最初のハードルは完全に越えています。 次のステップでは、変数、型、演算、条件分岐、ループなど、「プログラムの中身」を少しずつ増やしていきます。

Day 1で大事なのは、「怖がらずに、まず1つの .py ファイルを作って、print() を動かしてみる」ことです。 コードは失敗しても何度でも書き直せますし、コンピュータは怒りません。 「書いて、動かして、直して」を繰り返すことが、90日コース全体を通してのいちばんの武器になります。


Day 1:Pythonを始める ― Hello Pythonプログラムを作る

Day 1では、「Pythonとは何か」をざっくりつかみつつ、 実際に「Hello Python」と表示する最初のプログラムを作るところまでを目標にします。 Pythonのインストール、VS Codeの準備、.pyファイルの作成、プログラムの実行、print()、コメントまでを、 初心者向けにステップバイステップで説明していきます。

Pythonとは ― まずはざっくりイメージをつかむ

Pythonは、「読みやすくて書きやすい」ことを重視したプログラミング言語です。 難しい記号や複雑な文法をできるだけ減らして、「人間が理解しやすいコード」を書けるように設計されています。

Pythonの特徴をいくつか挙げると次のようになります。

  • 読みやすい文法: インデント(行頭のスペース)で構造を表現するため、コードが自然ときれいになります。
  • 幅広い用途: Web開発、データ分析、機械学習、ゲーム制作、スクレイピング、ツール作成など、いろいろな分野で使われています。
  • 豊富なライブラリ: すでに用意されている便利な部品(ライブラリ)が大量にあり、ゼロから全部作らなくても済みます。

Day 1では、「Pythonは何でもできそうだな」くらいのイメージで十分です。 大事なのは、「まず1行目を書いてみること」です。

Pythonでできること ― 具体的なイメージを少しだけ

Pythonでできることを、もう少し具体的にイメージしてみます。

  • Webアプリケーション: サーバー側の処理をPythonで書いて、ログイン機能やデータベース連携などを実現できます。
  • データ分析・機械学習: Excelでは扱いきれないような大量のデータを処理したり、AIモデルを動かしたりできます。
  • 自動化ツール: 毎日やっている単純作業(ファイル整理、レポート生成、ログチェックなど)を自動化できます。
  • スクレイピング: Webサイトから情報を集めて、一覧にしたり分析したりできます。
  • 簡単なゲームやGUIツール: ちょっとしたゲームや、ボタン付きのツールも作れます。

Day 1の時点では、「将来こういうことができるようになるんだ」と軽くイメージしておくだけで十分です。 今は、「画面に文字を出す」という一番小さな一歩を踏み出します。

Pythonのインストール ― 開発環境を整える

Pythonを使うには、まずコンピュータにPython本体をインストールする必要があります。

インストールの基本的な流れ

  1. 公式サイトからダウンロードする 「Python ダウンロード」で検索し、公式サイトから最新版をダウンロードします。
  2. インストーラを実行する ダウンロードしたインストーラを開き、「Install」ボタンを押してインストールします。
  3. PATHに追加するオプションを確認する インストール時に「Add Python to PATH」というチェックボックスがあれば、チェックしておくと便利です。

インストールが終わったら、ターミナル(またはコマンドプロンプト)で次のように入力してみます。

bash

python --version

Pythonのバージョンが表示されれば、インストールは成功しています。

VS Codeの準備 ― コードを書く場所を用意する

Pythonのコードは、メモ帳でも書けますが、 実際には「VS Code(Visual Studio Code)」のようなエディタを使うと圧倒的に快適です。

VS Codeの準備手順

  1. VS Codeをインストールする 「VS Code ダウンロード」で検索し、公式サイトからインストールします。
  2. Python拡張機能を入れる VS Codeを開き、「拡張機能」から「Python」を検索してインストールします。 これにより、Pythonコードの補完やエラーチェック、実行がしやすくなります。
  3. 作業フォルダを作る デスクトップなどに「python_90days」などのフォルダを作り、VS Codeでそのフォルダを開きます。

これで、「Pythonのコードを書く場所」が整いました。

.pyファイル ― Pythonプログラムの入れ物

Pythonのコードは、通常「.pyファイル」に保存します。 例えば、「hello.py」というファイルを作ると、その中にPythonのコードを書けます。

VS Codeで .py ファイルを作る

  1. VS Codeで作業フォルダを開く
  2. 左側のエクスプローラーで「新しいファイル」をクリック
  3. ファイル名を hello.py として作成

これで、hello.py の中にPythonコードを書ける状態になります。

Hello Pythonプログラムを書く ― print() の最初の一歩

いよいよ、最初のPythonコードを書いてみます。 Day 1のゴールは、「画面に文字を表示する」ことです。

# hello.py

# これは最初のPythonプログラムです
print("Hello Python")
Python

ここでのポイントは次の通りです。

  • print("Hello Python") print() は、「画面に何かを表示する」ための関数です。 "Hello Python" は表示したい文字列です。
  • # これは最初のPythonプログラムです # から始まる部分は「コメント」であり、Pythonにとっては無視されます。 人間が読むためのメモとして使います。

この2行だけで、立派なPythonプログラムになっています。

Pythonプログラムの実行 ― 実際に動かしてみる

hello.py を保存したら、実際にプログラムを実行してみます。

VS Codeから実行する方法(例)

  1. hello.py を開いた状態で、右上の「▶(再生ボタン)」をクリックする
  2. 画面下部のターミナルに、Hello Python と表示される

または、ターミナル(またはコマンドプロンプト)から次のように実行することもできます。

bash

python hello.py

これで、画面に

Hello Python

と表示されれば、Day 1のゴール達成です。

print() を少し深掘りする ― いろいろ表示してみる

print() は、Pythonで最もよく使う関数の1つです。 文字列だけでなく、数値や計算結果も表示できます。

# 文字列を表示
print("こんにちは、Python")

# 数値を表示
print(123)

# 計算結果を表示
print(10 + 20)

# 複数の値をまとめて表示
print("年齢:", 25, "歳")
Python

print() は、「今どんな値になっているか」を確認するための「デバッグの相棒」でもあります。 初心者のうちは、「とにかくprintして確認する」くらいの気持ちで使って大丈夫です。

コメント ― コードに「自分の意図」を残す

コメントは、コードの中に書く「人間向けのメモ」です。 Pythonでは、# から行末までがコメントとして扱われます。

# これは自己紹介の一部です
print("こんにちは、Python入門者です。")  # ここで挨拶を表示します
Python

コメントの役割は次のようなものです。

  • コードの意図を説明する: 「なぜこの処理をしているのか」を書いておく
  • 注意点を残す: 「ここは後で修正する」「ここは特別な理由がある」など
  • 他の人へのメッセージ: チーム開発では、コメントがコミュニケーションの一部になります

セキュリティの観点では、「重要な処理の意図」をコメントで残しておくことで、 後から見た人が誤って危険な変更をしないようにする、という効果もあります。

Day 1のまとめ ― 「1行目を書いた」という事実が大事

Day 1では、

  • Pythonとは何かのざっくりしたイメージ
  • Pythonでできることの具体例
  • PythonのインストールとVS Codeの準備
  • .pyファイルという「コードの入れ物」
  • print("Hello Python") という最初の1行
  • プログラムの実行方法
  • コメントで「意図」を残す習慣

までを一通り体験していただきました。

ここで一番大事なのは、「実際に自分の手で .py ファイルを作り、print() を書いて、実行してみた」という経験です。 この1行目があるかないかで、その後の90日間の意味がまったく変わってきます。

Day 2以降は、この「Hello Python」の上に、変数・データ型・演算子・条件分岐・ループ…と、 少しずつ積み重ねていくことで、「自分の考えをコードにできる感覚」を育てていきます。

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