C# | ゼロからはじめるプログラミング、30日で基礎を学ぶC#:基礎文法を学ぶ - Day2:変数とデータ型

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Day2 前半のゴール

Day2 の前半では、C# の学習で最も重要な基礎となる 「変数」と「データ型」 をしっかり理解することを目標にする。 プログラミングは「値を覚えておく」「計算する」「条件で分岐する」などの処理を行うが、その中心にあるのが変数だ。 ここを丁寧に押さえることで、Day3 以降の学習が一気にスムーズになる。

変数とは何かをイメージで理解する

変数は「値を入れておく箱」

変数とは、プログラムの中で値を一時的に保存しておくための「箱」のようなものだ。 例えば、年齢を保存したいなら age という箱を作り、そこに数値を入れる。

int age = 25;
C#

このコードは 「age という箱を作り、25 を入れる」 という意味になる。

変数は「名前」「型」「値」の 3 つで構成される。

名前 その変数を呼び出すためのラベル

型 どんな種類の値を入れるか(数値なのか文字なのか)

値 実際に入っているデータ

この「型」が C# の大きな特徴であり、Day2 の中心テーマになる。

C# の基本的なデータ型を理解する

int:整数を扱う型

int は「整数」を扱うための型だ。

int number = 10;
C#

10、0、-5 のような「小数点を含まない数」を入れることができる。 計算にも使える。

int a = 5;
int b = 3;
int result = a + b; // 8
C#

double:小数を扱う型

double は「小数点を含む数」を扱う型だ。

double height = 170.5;
C#

小数を扱えるため、BMI 計算などでよく使われる。

ただし、double は「計算が高速だが誤差が出ることがある」という特徴がある。

decimal:高精度の小数を扱う型

decimal は「誤差が出てほしくない計算」に使う型だ。 例えば、金額計算などでよく使われる。

decimal price = 1999.99m;
C#

末尾に m を付けるのがポイントだ。 double よりも精度が高いが、計算速度は少し遅い。

bool:真偽値を扱う型

bool は true(真)か false(偽)のどちらかを入れる型だ。

bool isStudent = true;
bool isAdult = false;
C#

条件分岐(if 文)でよく使われる。

char:1文字を扱う型

char は「1文字だけ」を扱う型だ。

char grade = 'A';
C#

文字は必ず シングルクォート(’ ‘) で囲む。

string:文字列を扱う型

string は「複数の文字」を扱う型だ。

string name = "Taro";
C#

文字列は ダブルクォート(” “) を使う。

名前、メッセージ、住所など、文字を扱う場面で必ず使う。

var:型推論で型を自動決定する

var は「型を自動で決めてくれる」便利な書き方だ。

var age = 20;        // int と判断される
var message = "Hi";  // string と判断される
C#

ただし、初心者のうちは「型を明示する」ほうが理解しやすいため、 var は慣れてきてから使うのがおすすめだ。

変数と型を組み合わせて使うイメージ

例題:自己紹介のための変数を作る

例えば、自己紹介プログラムを作るなら、次のような変数が必要になる。

string name = "Taro";
int age = 20;
double height = 170.5;
bool isStudent = true;
C#

これらを Console.WriteLine で表示すれば、 簡単な自己紹介プログラムが作れる。

変数の「型が違うとできることが違う」を理解する

数値型は計算できるが、文字列は計算できない

例えば、次のコードは OK だ。

int a = 5;
int b = 3;
Console.WriteLine(a + b); // 8
C#

しかし、次のコードは NG だ。

string a = "5";
string b = "3";
Console.WriteLine(a + b); // "53" になる
C#

文字列同士の + は「結合」になるため、 計算したい場合は数値型を使う必要がある。

このように、 「型によってできることが違う」 という感覚を Day2 のうちにしっかり身につけてほしい。

Day2 前半のまとめ

Day2 前半で押さえるべきポイントは次のとおりだ。

変数は「値を入れておく箱」 C# は型がとても重要 int は整数 double は小数 decimal は高精度の小数(主に金額) bool は true / false char は 1文字 string は文字列 var は型推論で自動判断

後半では、これらの型を使って 自己紹介プログラム BMI 計算プログラム を実際に作りながら、変数の使い方を体験していく。

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