Python | 1 日 60 分 × 7 日アプリ学習:Python文法を学ぶアプリ 買い物リスト編

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買い物リストアプリ 1日目のゴール

買い物リストアプリ 1日目のテーマは 「買いたいものを入力してファイルに保存する“最小の買い物リストアプリ”を作りながら、変数・条件分岐・繰り返し・関数・ファイル操作の基礎を体験すること」 です。

買い物リストは Python 初心者にとって最適な題材です。 理由はシンプルで、

  • 入力するデータが簡単(商品名・数量・メモ)
  • ファイル保存の効果がすぐに実感できる
  • 後日「検索」「並び替え」「チェック済み機能」などに発展できる

というメリットがあるからです。

1日目で作るアプリのイメージ

  • 商品名を入力
  • 数量を入力
  • メモ(任意)を入力
  • shopping_list.txt に保存
  • 続けて入力するか終了するか選べる

この流れを作ることで、 変数 条件分岐 繰り返し 関数 ファイル操作 をすべて体験できます。

変数とは何か(買い物リストで理解する)

変数は「値を入れておく箱」です。

買い物リストでは、次のような情報を変数に入れます。

item = "牛乳"
quantity = "2本"
note = "低脂肪"
Python

深掘りポイント

  • 変数名は「何が入っているか」がわかる名前にする
  • itemquantitynote のように意味のある名前が重要
  • 初心者がつまずくポイントは「変数名を短くしすぎること」

条件分岐とは「状況によって動きを変えること」

買い物リストアプリでの条件分岐の代表例はこれです。

  • y → 続けて入力
  • n → アプリ終了
  • その他 → 入力ミスとして注意
answer = input("続けて入力しますか? (y/n): ")

if answer == "y":
    print("もう1件入力します。")
elif answer == "n":
    print("終了します。")
else:
    print("y か n を入力してください。")
Python

深掘りポイント

条件分岐は「ユーザーの選択に応じてアプリの流れを変えるための仕組み」。 これがないとアプリは「一度動いて終わり」になってしまいます。

繰り返しとは「同じ流れを何度も回すこと」

買い物リストは複数の買い物を登録することが多いので、 「入力 → 保存 → 続けるか聞く」 という流れを何度も繰り返します。

ここでは while True: を使います。

while True:
    # 入力処理
    answer = input("続けて入力しますか? (y/n): ")

    if answer == "y":
        pass
    elif answer == "n":
        break
    else:
        print("y か n を入力してください。")
Python

深掘りポイント

  • while True: は「無限ループ」
  • break でループを抜ける
  • コンソールアプリの基本構造

関数とは「処理に名前をつけてまとめること」

買い物リストアプリでは、 「1件分の買い物を入力して保存する」処理を関数にまとめます。

def add_item():
    ...
Python

深掘りポイント

関数を使うと、

  • コードが読みやすくなる
  • 機能ごとに整理できる
  • 後で機能を増やすときに再利用できる

というメリットがあります。

ファイル操作とは「外の世界にデータを残すこと」

Pythonでは open() を使ってファイルを扱います。

買い物リストアプリでは、

  • shopping_list.txt に追記する
  • 1件分の買い物を保存する

という形で使います。

ポイントは次の3つ。

  • "a" → 追記モード
  • with open(...) → 自動で閉じてくれる
  • write() → 文字列を書き込む

買い物リストアプリ 1日目の完成コード

ここまでの話をすべてまとめると、 次のような完成コードになります。

# 買い物リストアプリ 1日目
# 目的:
# - 商品名・数量・メモを入力してファイルに保存する
# - 変数・条件分岐・繰り返し・関数・ファイル操作を体験する

def add_item():
    """
    1件分の買い物データを入力して、ファイルに保存する関数
    """
    item = input("商品名を入力してください(例:牛乳、卵): ")
    quantity = input("数量を入力してください(例:2本、1パック): ")
    note = input("メモ(任意): ")

    with open("shopping_list.txt", "a", encoding="utf-8") as f:
        f.write("==== 買い物 ====\n")
        f.write(f"商品名: {item}\n")
        f.write(f"数量: {quantity}\n")
        f.write(f"メモ: {note}\n")
        f.write("\n")

    print("買い物リストに追加しました。shopping_list.txt を確認してみてください。")


def main():
    """
    アプリ全体の流れを管理する関数
    """
    print("Python 買い物リストアプリ 1日目")
    print("買いたいものを登録してみましょう。")
    print("------------------------------")

    while True:
        add_item()

        answer = input("続けて入力しますか? (y/n): ")

        if answer == "y":
            print("もう1件入力します。")
            print("------------------------------")
        elif answer == "n":
            print("買い物リストアプリを終了します。おつかれさまでした。")
            break
        else:
            print("y か n を入力してください。")


if __name__ == "__main__":
    main()
Python

1日目で本当に掴んでほしいこと

● 変数は「意味のある名前をつける」

買い物リストはデータが多いので、 変数名がわかりやすいほどコードが読みやすくなります。

● 条件分岐は「ユーザーの選択に応じて動きを変える」

y なら続ける、n なら終わる。 このシンプルな分岐がアプリらしさを生みます。

● 繰り返しは「アプリを継続的に使えるようにする」

1回で終わるプログラムから、 「何度でも使えるツール」へ変わる瞬間です。

● 関数は「コードを整理するための基本単位」

機能ごとに分けることで、 アプリが「部品の集合」として理解できるようになります。

● ファイル操作は「データを残すための技術」

買い物リストは蓄積するデータなので、 ファイル保存がとても重要です。

次のステップ(2日目の予告)

2日目では、この買い物リストアプリをさらに育てて、

  • 登録した買い物を一覧表示する
  • メニュー形式(登録/一覧表示/終了)にする
  • 複数件のデータを扱う練習をする

という「買い物リストアプリの基本形」を完成させていきます。

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