Day6 前半のゴール
Day6 前半では、配列(Array) を使って複数のデータをまとめて扱う方法を学びます。 配列は「同じ種類のデータをまとめて管理する箱」のような存在で、 合計・最大値・最小値・平均値などの計算を効率的に行うための基礎になります。
ここでは、初心者の方でも自然に理解できるよう、 配列・添字・Length・多次元配列を例題を交えて丁寧に解説していきます。
配列とは何かを理解する
配列は「同じ型のデータをまとめて保存する仕組み」です。 例えば、5人の点数を保存したい場合、変数を5つ作るよりも配列を使うほうが圧倒的に便利です。
int[] scores = { 80, 75, 90, 60, 88 };
C#このように、複数の値をひとつの変数として扱えるようになります。
配列のイメージ
配列は「番号付きの箱が横に並んでいる」イメージです。
scores[0] → 80
scores[1] → 75
scores[2] → 90
scores[3] → 60
scores[4] → 88
添字(インデックス)は 0 から始まる ことが重要です。
添字(インデックス)を理解する
添字とは
添字とは「配列の何番目の要素か」を示す番号です。 配列の要素を取り出すには添字を使います。
Console.WriteLine(scores[2]); // 90
C#ここで深掘りしたいポイントは、 配列の添字は 0 から始まるため、要素数と最大添字が一致しない という点です。
要素数が 5 の場合 最大添字は 4 になります。
初心者が最もつまずきやすいポイントなので、必ず意識しておく必要があります。
Length を理解する
配列の長さ(要素数)を取得するプロパティ
配列の長さを知りたいときは Length を使います。
Console.WriteLine(scores.Length); // 5
C#Length を使うことで、 「配列の最後まで繰り返す」処理を安全に書けるようになります。
例:配列の全要素を表示する
for (int i = 0; i < scores.Length; i++)
{
Console.WriteLine(scores[i]);
}
C#ここで深掘りしたいポイントは、 Length を使うことで配列のサイズが変わってもコードが壊れない という点です。
固定値(5など)を書いてしまうと、 配列のサイズが変わったときにバグの原因になります。
多次元配列を理解する
多次元配列とは
多次元配列は「表のようなデータ」を扱うための配列です。
例:2×3 の表を作る
int[,] table = {
{ 1, 2, 3 },
{ 4, 5, 6 }
};
C#これは次のようなイメージになります。
1 2 3
4 5 6
要素の取り出し方
Console.WriteLine(table[0, 1]); // 2
Console.WriteLine(table[1, 2]); // 6
C#添字が二つ必要になる点が重要です。
Day6 前半のまとめ
Day6 前半では、配列の基本を理解しました。
配列は「同じ型のデータをまとめて扱う箱」 添字は「何番目の要素か」を示す番号(0から始まる) Length は「配列の要素数」を返す 多次元配列は「表のようなデータ」を扱える
後半では、これらを使って 合計 最大値 最小値 平均値 といった実用的な計算を行いながら、配列の扱い方をさらに深めていきます。
