- HTMLエスケープすることは「ユーザー入力を安全に画面表示するためのXSS防御の基本」です
- HTMLエスケープとは何かをかみ砕いて理解する
- ステップ1:C#でHTMLエスケープを行う基本ユーティリティ
- ステップ2:HTMLエスケープの具体的な動作を確認する(例題)
- ステップ3:ビューやテンプレートに組み込むときの考え方
- ステップ4:属性値・JavaScript埋め込み時の注意点(深掘り)
- ステップ5:汎用的なHTMLエスケープユーティリティの設計
- ステップ6:HTMLエスケープで絶対にやってはいけないこと
- ステップ7:実務的ベストプラクティス
- まとめ:HTMLエスケープユーティリティは「ユーザー入力を安全に画面に載せるためのXSS防御の要」
HTMLエスケープすることは「ユーザー入力を安全に画面表示するためのXSS防御の基本」です
業務システムやWebアプリケーションを開発する読者のみなさんにとって、 「ユーザー入力をそのままHTMLに埋め込む」という行為は、 XSS(クロスサイトスクリプティング)攻撃の入り口になります。
ここでは、プログラミング初心者の方にも分かるように、 C#で HTMLエスケープを行うユーティリティ をステップバイステップで考え、 例題・コード・テンプレートを交えながら詳しく解説していきます。
HTMLエスケープとは何かをかみ砕いて理解する
なぜHTMLエスケープが必要なのか
ユーザー入力をそのままHTMLとして表示すると、 次のような攻撃が成立します。
<script>alert('攻撃');</script>
これが画面にそのまま埋め込まれると、 ブラウザはJavaScriptとして実行してしまい、 ユーザーのクッキー情報やセッション情報が盗まれる可能性があります。
HTMLエスケープとは、 こうした「HTMLとして解釈される特殊文字」を 安全な文字列に変換することです。
どの文字をエスケープするのか
代表的なものは次のとおりです。
<→<>→>&→&"→"'→'
これらをエスケープすることで、 ブラウザはそれらを「タグや属性」ではなく「ただの文字」として扱います。
