Day1 後半のゴール
Day1 の後半では、いよいよ 実際に C# のコードを書いて動かす体験 をしていく。 前半で学んだ「C#とは」「.NETとは」「Mainメソッドとは」「Console.WriteLineとは」を、 ここで手を動かしながら自分のものにしていく流れだ。
コンソールアプリの作成 Mainメソッドの確認 Console.WriteLine() の使い方 Hello, World! 名前の表示 複数行のメッセージ表示
これらを順番に進めることで、 「C#でプログラムを書くとはどういうことか」が一気に理解できる。
コンソールアプリケーションを作る流れを理解する
Visual Studio Community の場合
Visual Studio Community を使う場合、 コンソールアプリの作成はとても簡単だ。
新しいプロジェクトを作成 「コンソールアプリ(C#)」を選択 プロジェクト名を入力 作成ボタンを押す
すると、すぐに C# の基本構造が書かれたファイルが生成される。
using System;
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("Hello, World!");
}
}
C#この時点で、すでに「動くプログラム」が手元にある。 初心者が最初に戸惑うのは「コードを書く前に、もうコードがある」という点だが、 これは Visual Studio が「最低限の構造」を自動で作ってくれているためだ。
Visual Studio Code の場合
Visual Studio Code を使う場合は、 C# 拡張機能を入れたうえで、 フォルダを開き、dotnet new console を実行することで同じ構造が作られる。
どちらを使っても、 「Mainメソッドがあり、Console.WriteLine がある」という構造は共通している。
Mainメソッドの中身を読み解く
プログラムは Main から始まる
生成されたコードの中で、最も重要なのが Main メソッドだ。
static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("Hello, World!");
}
C#ここに書かれた内容が、 プログラムを実行したときに 最初に動く処理 になる。
初心者がよく質問するのは 「Main の外に書いたらどうなるの?」 という点だが、結論としては Main の外に書いても実行されない。
プログラムは必ず Main からスタートする。 この「入口の概念」を Day1 のうちに理解しておくと、 後の学習がとてもスムーズになる。
Console.WriteLine() を深掘りする
画面に文字を出す最も基本的な方法
Console.WriteLine() は、 コンソール画面に文字を表示するためのメソッドだ。
Console.WriteLine("Hello, World!");
C#この 1 行があるだけで、 黒い画面に「Hello, World!」と表示される。
ここで重要なのは、 Console は「コンソールを扱うためのクラス」、 WriteLine は「1行書き出すメソッド」 という構造になっていることだ。
C# は「クラス」「メソッド」という概念がとても重要なので、 Console.WriteLine はその最初の一歩として最適な教材になる。
演習:Hello, World! を表示する
最初の一歩はこの 1 行だけで十分
Main メソッドの中を次のように書き換える。
static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("Hello, World!");
}
C#実行すると、画面に Hello, World! と表示される。
この瞬間が、プログラミング学習の最初の達成体験だ。 「自分が書いた文字が画面に出る」というだけで、 プログラムが「動いている」ことが実感できる。
演習:名前を表示する
自分の名前を表示してみる
次は、好きな名前を表示してみる。
Console.WriteLine("Taro");
C#もちろん、名前は自由に変えてよい。
Console.WriteLine("Hanako");
C#この演習の目的は、 「Console.WriteLine の中身を変えれば好きな文字を出せる」 という感覚をつかむことだ。
演習:複数行のメッセージを表示する
WriteLine を複数回呼び出すだけでよい
複数行の表示は、とても簡単だ。
Console.WriteLine("1行目のメッセージ");
Console.WriteLine("2行目のメッセージ");
Console.WriteLine("3行目のメッセージ");
C#実行すると、コンソール画面には
1行目のメッセージ 2行目のメッセージ 3行目のメッセージ
というように、縦に並んで表示される。
ここで理解してほしいのは、 「プログラムは上から順番に実行される」 という基本ルールだ。
WriteLine を 3 回書けば、 その順番で 3 行表示される。 この「順番の概念」が、後の if 文やループにもつながっていく。
Day1 後半のまとめ
Day1 後半で体験した内容は、 C# の学習における最初の「動くコード」の体験だ。
コンソールアプリを作る Mainメソッドが入口であることを理解する Console.WriteLine で文字を表示する Hello, World! を出す 名前を出す 複数行を出す
これらができれば、 「C#でプログラムを書くとはどういうことか」がしっかりつかめている。
