C# | ゼロからはじめるプログラミング、30日で基礎を学ぶC#:基礎文法を学ぶ - Day3:演算子

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Day3 前半のゴール

Day3 の前半では、C#で計算や比較、条件判断を行うための 「演算子」 を理解することを目標とする。 ここで扱うのは、次の4つです。

算術演算子 比較演算子 論理演算子 インクリメント・デクリメント

これらは、後の if 文・ループ・配列処理など、あらゆる場面で使われる「基礎の中の基礎」なので、 ただ記号を覚えるのではなく「何をしたいときに使うのか」をイメージでつかんでほしい。

算術演算子を理解する

足し算・引き算・掛け算・割り算・余り

算術演算子は「数値を計算するための記号」で、代表的なものは次のとおり。

+ 足し算 - 引き算 * 掛け算 / 割り算 % 割り算の余り

例えば、次のようなコードになる。

int a = 10;
int b = 3;

int sum = a + b;      // 13
int diff = a - b;     // 7
int product = a * b;  // 30
int quotient = a / b; // 3
int remainder = a % b;// 1
C#

ここで重要なのは、/% の違いだ。 / は「何回割れるか」、% は「割ったときに余る数」を表す。

例えば、10個のリンゴを3人で分けるとき、 1人あたり3個(10 / 3)、余り1個(10 % 3)というイメージになる。

例題:消費税込価格の計算の前提になる

消費税込価格を計算するときも、算術演算子を使う。

int price = 1000;
double taxRate = 0.1; // 10%

double tax = price * taxRate;      // 税額
double total = price + tax;        // 税込み価格
C#

このように、算術演算子は「数値を扱うプログラムの土台」になる。

比較演算子を理解する

「大きい・小さい・等しいかどうか」を判定する

比較演算子は「2つの値を比べて、結果を true / false で返す記号」だ。 代表的なものは次のとおり。

== 等しい != 等しくない > より大きい < より小さい >= 以上 <= 以下

例えば、次のようなコードになる。

int score = 80;

bool isPass = score >= 70;   // true
bool isPerfect = score == 100; // false
bool isLow = score < 50;     // false
C#

ここで重要なのは、 比較演算子の結果は bool 型(true / false) になるという点だ。

この true / false が、後で if 文の条件として使われる。

例題:平均点の合否判定の前提になる

平均点を計算したあと、 「70点以上なら合格」といった判定をするときに比較演算子を使う。

double average = 75.0;
bool isPass = average >= 70.0;
C#

このように、比較演算子は「条件判断の入口」として非常に重要です。

論理演算子を理解する

条件を組み合わせるための AND / OR / NOT

論理演算子は、複数の条件を組み合わせたり、反転したりするための記号です。

&& かつ(AND) || または(OR) ! ではない(NOT)

例えば、次のようなコードになる。

int score = 80;
bool isSubmitted = true;

bool isPass = score >= 70 && isSubmitted; // 両方満たすときだけ true
C#

この場合、 「点数が70以上」かつ「提出済み」であれば合格、 どちらか一方でも満たしていなければ不合格、という条件になる。

OR の例はこうです。

bool hasCoupon = true;
bool isMember = false;

bool canDiscount = hasCoupon || isMember; // どちらかが true なら true
C#

NOT の例はこうです。

bool isStudent = false;
bool isNotStudent = !isStudent; // true
C#

論理演算子は、 「現実世界の条件をプログラムに落とし込む」ための重要な道具になる。

インクリメント・デクリメントを理解する

1ずつ増やす・1ずつ減らすためのショートカット

インクリメント・デクリメントは、 数値を 1 ずつ増やしたり減らしたりするための記号です。

++ 1増やす -- 1減らす

例えば、次のようなコードになる。

int count = 0;

count++; // count = count + 1 と同じ
count--; // count = count - 1 と同じ
C#

ループ処理(for 文など)で頻繁に使われる。

for (int i = 0; i < 10; i++)
{
    Console.WriteLine(i);
}
C#

ここでは、i++ が「毎回 i を 1 ずつ増やす」という意味になっている。

インクリメント・デクリメントは、 「よく使うパターンを短く書くための記号」として覚えておくとよい。

Day3 前半のまとめ

Day3 前半で押さえるべきポイントは次のとおり。

算術演算子は数値の計算に使う 比較演算子は true / false を返し、条件判断に使う 論理演算子は条件を組み合わせたり反転したりする インクリメント・デクリメントは 1 ずつ増減するショートカット

後半では、 消費税込価格の計算 平均点の計算 といった具体的な演習を通して、 これらの演算子を「実際のプログラムの中でどう使うか」を体験していく。

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