C# | ゼロからはじめるプログラミング、30日で基礎を学ぶC#:基礎文法を学ぶ - Day3:演算子

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Day3 後半のゴール

Day3 の後半では、前半で学んだ 算術演算子・比較演算子・論理演算子・インクリメント/デクリメント を 「実際のプログラムの中でどう使うか」を体験していく。

扱う演習は次の2つです。

消費税込価格の計算 平均点の計算

どちらも「現実の計算をプログラムに落とし込む」練習として最適で、 演算子の理解が一気に深まる内容になっている。

消費税込価格の計算を作る

税額と税込価格を算術演算子で求める

まず、税込価格を求める式を整理する。

税額 = 本体価格 × 税率 税込価格 = 本体価格 + 税額

この式をそのまま C# に書くと、算術演算子が自然に使われる。

int price = 1000;       // 本体価格
double taxRate = 0.1;   // 10%

double tax = price * taxRate;     // 税額
double total = price + tax;       // 税込み価格

Console.WriteLine("税額: " + tax);
Console.WriteLine("税込価格: " + total);
C#

ここで重要なのは、 price は int(整数)、taxRate は double(小数) という型の組み合わせだ。 C# は型が厳密なので、計算に使う値の型を正しく選ぶ必要がある。

税率を変えるだけで結果が変わる柔軟性

変数を使っているため、税率を 8% にしたい場合は taxRate を変えるだけでよい。

taxRate = 0.08;
C#

プログラムのあちこちを修正する必要がない。 これが「変数を使うメリット」であり、Day2〜Day3 の重要ポイントです。

平均点の計算を作る

合計点を求めて割り算する

平均点の計算式は次のとおり。

平均点 = 合計点 ÷ 科目数

例えば、3科目の点数が 80, 70, 90 の場合、 合計は 240、平均は 80 になる。

これを C# に書くとこうなる。

int score1 = 80;
int score2 = 70;
int score3 = 90;

int total = score1 + score2 + score3;
double average = total / 3.0;

Console.WriteLine("合計点: " + total);
Console.WriteLine("平均点: " + average);
C#

ここで重要なのは、 割り算のときに 3.0 と書く理由です。

もし 3 と書くと、 int ÷ int の計算になり、小数点が切り捨てられてしまう。

average = total / 3; // 80 ではなく 80(整数扱い)になる
C#

3.0 と書くことで 「double の割り算」になり、小数点を含む正しい平均が求められる。

比較演算子で合否判定を追加する応用

平均点が 70 以上なら合格、 それ以外なら不合格と判定することもできる。

bool isPass = average >= 70.0;

Console.WriteLine("合格ですか?: " + isPass);
C#

ここで使われているのが 比較演算子 >= だ。 結果は true / false になるため、 後の if 文につなげることができる。

演算子を組み合わせると「現実の計算」がそのまま書ける

税込み価格 × 平均点 × 条件判定の総合理解

消費税計算では算術演算子 平均点計算では算術演算子と比較演算子 合否判定では論理演算子(応用)

このように、演算子は「現実の計算や判断」をプログラムに落とし込むための道具だ。

例えば、次のような複合条件も書ける。

bool isHighScore = average >= 90.0 && score1 >= 80;
C#

これは 「平均点が90以上 かつ 1科目目が80以上」 という条件を表している。

現実のルールをそのままコードにできるようになると、 プログラミングが一気に楽しくなる。

Day3 後半のまとめ

Day3 後半で体験した内容は次のとおり。

消費税込価格の計算で算術演算子を使った
平均点の計算で割り算と型の違いを理解した
比較演算子で合否判定を行った
論理演算子で複数条件を組み合わせる応用を見た

演算子は「計算」「比較」「条件判断」の中心となる概念であり、 Day4 の if 文、Day5 のループ処理につながる重要なステップ。

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