C# | ゼロからはじめるプログラミング、30日で基礎を学ぶC#:基本機能を身に付ける - Day8:メソッド

C# 30日で身につけるC#
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Day8 後半のゴール

Day8 後半では、前半で学んだ メソッド・引数・戻り値・オーバーロード を実際のコードに落とし込みながら、 「メソッドを使うとプログラムがどれほど整理されるのか」を体験していただきます。

扱う題材は次の二つです。

四則演算メソッド 最大値を返すメソッド

どちらも“メソッドの本質”を理解するのに最適で、 初心者の方でも自然に理解できるように丁寧に解説していきます。

四則演算メソッドを作る

メソッド化するメリットを理解する

四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)は、 プログラムの中で何度も使う処理です。

これを毎回書くのではなく、 メソッドとしてまとめておくことで次のメリットがあります。

コードが短くなる 再利用しやすくなる 処理の意味が明確になる

「メソッドは処理の部品」という感覚をここでしっかり掴んでください。

足し算メソッドの例と解説

足し算メソッド

int Add(int a, int b)
{
    return a + b;
}
C#

呼び出し

int result = Add(3, 5);
Console.WriteLine(result); // 8
C#

深掘りポイント

戻り値の型(int)が return の型と一致していることが重要です。 メソッドは「値を返す」か「返さない(void)」かを必ず明確にします。

引き算・掛け算・割り算メソッド

引き算

int Sub(int a, int b)
{
    return a - b;
}
C#

掛け算

int Mul(int a, int b)
{
    return a * b;
}
C#

割り算(重要ポイントあり)

double Div(int a, int b)
{
    return (double)a / b;
}
C#

深掘りポイント

割り算は double 型で返す のが重要です。 整数同士の割り算は小数点が切り捨てられるため、 必ずキャストして小数として計算します。

四則演算をまとめて使う例

Console.WriteLine(Add(10, 3));
Console.WriteLine(Sub(10, 3));
Console.WriteLine(Mul(10, 3));
Console.WriteLine(Div(10, 3));
C#

メソッド化することで、 「何をしているか」が一目でわかる読みやすいコードになります。

最大値を返すメソッドを作る

最大値を求める処理をメソッド化する理由

最大値を求める処理は、 配列や複数の値を扱う場面で頻繁に登場します。

これをメソッド化しておくと、 どのプログラムでも簡単に再利用できるようになります。

最大値メソッドの基本形

2つの値の最大値を返す

int Max(int a, int b)
{
    if (a > b)
        return a;
    else
        return b;
}
C#

呼び出し

int result = Max(10, 3);
Console.WriteLine(result); // 10
C#

深掘りポイント

最大値メソッドは「比較 → 大きい方を返す」というシンプルな構造ですが、 この“判断をひとまとめにする”ことがメソッドの本質です。

オーバーロードを使った最大値メソッド

3つの値の最大値を返す(オーバーロード)

int Max(int a, int b, int c)
{
    int temp = Max(a, b);
    return Max(temp, c);
}
C#

深掘りポイント

ここでは Max を自分自身の中で再利用 しています。 これがメソッドの強力なポイントです。

同じ名前のメソッドを引数違いで複数作れるオーバーロードを使うことで、 自然な名前のまま処理を拡張できます。

配列の最大値を返すメソッド(応用)

配列の最大値を返す

int Max(int[] numbers)
{
    int max = numbers[0];

    for (int i = 1; i < numbers.Length; i++)
    {
        if (numbers[i] > max)
            max = numbers[i];
    }

    return max;
}
C#

深掘りポイント

最大値の初期値は numbers[0] にするのが安全です。 0 にしてしまうと、 配列がすべて負の値だった場合に正しく動きません。

Day8 後半のまとめ

Day8 後半では、メソッドを使った実践的な処理を学びました。

四則演算メソッド → 処理を部品化するメリットを体験 最大値メソッド → 比較処理をひとまとめにする オーバーロード → 同じ名前で複数のメソッドを作れる 配列の最大値 → メソッド × 配列 × ループの応用

メソッドは、プログラムを整理し、再利用性を高めるための最重要機能です。

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