- Producer/Consumerとは「仕事を作る人」と「仕事をさばく人」を分ける設計です
- ステップ1:Producer/Consumerの基本イメージをつかむ
- ステップ2:最もシンプルなProducer/ConsumerをC#で書いてみる
- ステップ3:非同期版Producer/Consumerに進むための考え方
- ステップ4:Channelを使った基本的なProducer/Consumerを作る
- ステップ5:複数Consumer(並列ワーカー)を持つProducer/Consumerに発展させる
- ステップ6:業務でよくあるProducer/Consumerの具体例
- ステップ7:Producer/Consumerを使うときの重要な注意点(深掘り)
- ステップ8:セキュリティ・品質の観点から見たProducer/Consumer
- まとめ:Producer/Consumerは“業務システムの仕事の流れを整理する基本パターン”です
Producer/Consumerとは「仕事を作る人」と「仕事をさばく人」を分ける設計です
業務・実務でC#を使っている読者のみなさんにとって、 「仕事がどんどん発生し、それを別の処理でさばきたい」という状況はとても身近だと思います。
- Webリクエストから「メール送信ジョブ」を作り、バックグラウンドで送信したい
- アプリ本体から「ログイベント」を発行し、別レイヤーで非同期に書き込みたい
- 外部API呼び出し要求をためておき、レート制限を守りながら順番に処理したい
- バッチ処理で大量のジョブをキューに積み、複数ワーカーで並列にさばきたい
こうしたときに役立つ設計パターンが Producer/Consumer(プロデューサ/コンシューマ) です。
Producer(生産者):仕事やデータを「作ってキューに積む」側 Consumer(消費者):キューから仕事を「取り出して処理する」側
この2つをきれいに分けることで、
- 呼び出し側は「仕事を投げるだけ」で済む
- 処理側は「仕事をさばくこと」に集中できる
- 並列数・レート制限・例外処理をConsumer側で統一的に制御できる
というメリットが生まれます。
ここから、プログラミング初心者の方にも分かるように、 ステップバイステップで「Producer/Consumerパターン」を解説し、 Channel や Task を使った業務向けテンプレートや注意点を深掘りしていきます。
