- 「リトライ付きTask」とは“一度の失敗であきらめない”ための仕組みです
- ステップ1:まず「リトライとは何か」を整理する
- ステップ2:非同期メソッドを「リトライ付き」で呼び出す基本パターン
- ステップ3:汎用的な「リトライ付きTaskユーティリティ」を作る
- ステップ4:どの例外をリトライ対象にするかを決める(重要ポイント)
- ステップ5:リトライ間隔を工夫する(指数バックオフ)
- ステップ6:CancellationTokenと組み合わせて「リトライもキャンセル可能にする」
- ステップ7:業務でよくあるパターン①「HTTP通信+リトライ付きTask」
- ステップ8:セキュリティ・品質の観点から見た「リトライ付きTask」の注意点(深掘り)
- まとめ:「リトライ付きTask」は“一時的な失敗に強い、責任ある非同期処理レイヤー”を作るための中核ツールです
「リトライ付きTask」とは“一度の失敗であきらめない”ための仕組みです
業務・実務でC#を使っている読者のみなさんにとって、 非同期処理はすでに日常的な存在だと思います。
- 外部APIへのHTTP通信
- DBへのクエリ
- メッセージキューへの送信
- ファイルやクラウドストレージへのアクセス
こうした処理は、「たまに失敗する」という性質を持っています。
その失敗の多くは、次のような「一時的な問題」です。
- ネットワークが一瞬だけ不安定だった
- 外部サービスが一時的に混雑していた
- DBが瞬間的にロック競合していた
こうした「一時的な失敗」に対して、 業務システムが毎回エラーで止まってしまうのはもったいないです。
そこで出てくるのが 「リトライ付きTask」 という考え方です。
「失敗したら、条件を決めてもう一度(何度か)試す」
という仕組みを、 非同期処理の世界で安全に・分かりやすく実装していきます。
ここから、プログラミング初心者の方にも分かるように、 ステップバイステップで「リトライ付きTask」の考え方と実装方法を解説し、 業務で使えるユーティリティやセキュリティ・品質上の注意点を深掘りしていきます。
