JavaScript | ゼロからはじめるプログラミング、30日で基礎を学ぶJavaScript:JavaScript文法の基礎 - Day4:演算子

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Day4 前半のゴール

Day4 のテーマは「演算子」です。
演算子は、値と値のあいだで「計算する」「比べる」「組み合わせる」といった操作をするための記号です。

前半では、次の3つをしっかり押さえることを目標にします。

Day4 前半で目指すこと

四則演算で「数値を計算する」感覚をつかむ

比較演算で「大きい・小さい・等しい」を表現できるようになる

論理演算の入り口として true / false を組み合わせるイメージを持つ


四則演算の基本

足し算・引き算・掛け算・割り算

まずは一番イメージしやすい「数の計算」からいきます。
JavaScript では、次の記号を使って四則演算を行います。

console.log(10 + 5);  // 足し算 → 15
console.log(10 - 5);  // 引き算 → 5
console.log(10 * 5);  // 掛け算 → 50
console.log(10 / 5);  // 割り算 → 2
JavaScript

+-*/ は、数学とほぼ同じ意味です。

変数と組み合わせて使う

Day2・Day3 で学んだ「変数」と組み合わせると、
より実用的な計算ができます。

const price = 1200;
const tax = 120;

const total = price + tax;
console.log(total);  // 1320
JavaScript

ここでは、price と tax を number 型として扱い、
+ で合計金額を計算しています。

文字列との違いを再確認

Day3 でも触れましたが、
四則演算は number 型 に対して行うのが基本です。

console.log("10" + "5");  // "105"(文字列の結合)
console.log(10 + 5);      // 15(数値の足し算)
JavaScript

クォーテーションをつけた瞬間、それは string になります。
「計算したいのか」「文字として扱いたいのか」を意識して書き分けることが大事です。


比較演算の基本

「大きい・小さい・等しい」をコードで表す

比較演算子は、値と値を比べて true か false を返す 演算子です。
結果は必ず boolean 型になります。

console.log(10 > 5);   // true
console.log(10 < 5);   // false
console.log(10 >= 10); // true
console.log(10 <= 9);  // false
JavaScript

> は「より大きい」、< は「より小さい」、
>= は「以上」、<= は「以下」を表します。

等しい・等しくないを表す

「等しい」「等しくない」を表す演算子もあります。

console.log(10 === 10);  // true
console.log(10 === 5);   // false

console.log(10 !== 5);   // true
console.log(10 !== 10);  // false
JavaScript

=== は「等しい」、!== は「等しくない」です。

ここで重要なのは、
= は「代入」、=== は「比較」 という違いがあることです。

const a = 10;     // これは「a に 10 を代入」
a === 10;         // これは「a が 10 と等しいかどうかを比較」
JavaScript

初心者がよくやるミスは、
「比較したいのに = を使ってしまう」ことです。
= は「右の値を左に入れる」記号であって、
「等しい」という意味ではありません。

比較演算の結果は boolean

比較演算の結果は、必ず true か false になります。

const age = 20;

const isAdult = age >= 18;
console.log(isAdult);  // true
JavaScript

このように、比較の結果を変数に入れておくと、
後で条件分岐(if 文)に使いやすくなります。


論理演算の入り口

true / false を組み合わせる

論理演算子は、
true / false(boolean)同士を組み合わせて、
新しい true / false を作るための演算子です。

まずは代表的な &&(AND)から見てみましょう。

console.log(true && true);   // true
console.log(true && false);  // false
console.log(false && true);  // false
console.log(false && false); // false
JavaScript

&& は「両方とも true のときだけ true」になります。
それ以外はすべて false です。

例:条件を2つ満たしているかどうか

const age = 20;
const isStudent = true;

const canUseStudentDiscount = age >= 18 && isStudent;
console.log(canUseStudentDiscount);  // true
JavaScript

ここでは、

  • 年齢が 18 歳以上
  • かつ 学生である

という2つの条件を && でつないでいます。
両方とも true のときだけ、結果が true になります。

セキュリティ視点での論理演算

実際のシステムでは、

  • ログインしているか
  • 権限があるか
  • アカウントが有効か

といった条件を &&||(OR)で組み合わせて、
「この操作を許可していいかどうか」を判断します。

論理演算の理解があいまいだと、
本来アクセスできない人に機能を開放してしまうなど、
重大なセキュリティ事故につながることがあります。

Day4 前半では && のイメージだけで十分ですが、
「true / false を組み合わせて条件を作る」という感覚は
早めに持っておくと、この先がかなり楽になります。


実践コード:Day4 前半のサンプル

サンプル1:四則演算をまとめて試す

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Day4 演算子</title>
  </head>
  <body>
    <h1>Day4: 四則演算の基本</h1>

    <script>
      console.log("10 + 5 =", 10 + 5);
      console.log("10 - 5 =", 10 - 5);
      console.log("10 * 5 =", 10 * 5);
      console.log("10 / 5 =", 10 / 5);
    </script>
  </body>
</html>

コンソールにそれぞれの結果が表示されることを確認してみてください。

サンプル2:比較演算と boolean

<script>
  const a = 10;
  const b = 5;

  console.log("a > b:", a > b);     // true
  console.log("a < b:", a < b);     // false
  console.log("a === b:", a === b); // false
  console.log("a !== b:", a !== b); // true
</script>

「比較の結果は true / false になる」という感覚を、
実際に目で見て確認しておきましょう。

サンプル3:論理演算の入り口

<script>
  const age = 20;
  const isStudent = true;

  const canUseDiscount = age >= 18 && isStudent;

  console.log("学生割引を使えるか:", canUseDiscount);
</script>

ここでは、
「条件を2つ組み合わせて判断する」という論理演算の基本的な使い方を体験できます。


Day4 前半の重点理解

今日の前半で特に大事なポイント

四則演算は number 型に対して使う

比較演算の結果は必ず boolean(true / false)になる

= は代入、=== は比較というまったく別の意味

論理演算は true / false を組み合わせて条件を作るためのもの

後半では、
論理演算子をもう少し深掘りしつつ、
実際の条件分岐につながるような練習問題を扱っていきます。

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