Day10 前半のゴール
Day10 前半では、List<T>(リスト) を使って「増える・減るデータ」を扱う方法を学びます。 配列は「サイズが固定」でしたが、リストは 自由に追加・削除できる柔軟なデータ構造 です。 実務では配列よりもリストを使う場面が圧倒的に多く、 TODOリストや商品一覧管理など、現実のアプリケーションに直結する機能を作れるようになります。
今回扱う内容は次のとおりです。
List<T> Add Remove Insert Contains Sort
初心者の方でも自然に理解できるよう、例題を交えながら丁寧に解説していきます。
List<T> を理解する
配列との違いを明確にする
List<T> は「サイズが自由に変わる配列」のようなものです。
配列:サイズ固定(増やせない・減らせない) List:サイズ可変(Add で増える、Remove で減る)
例として、文字列のリストを作ると次のようになります。
List<string> fruits = new List<string>();
C#深掘りポイント
<string> の部分が 型(T) を表します。 List<int>、List<double>、List<bool> など、 あらゆる型のリストを作ることができます。
Add を理解する
リストに要素を追加する
List<string> fruits = new List<string>();
fruits.Add("Apple");
fruits.Add("Banana");
fruits.Add("Orange");
C#Add は「末尾に追加する」機能です。 配列ではできなかった「自由に増やす」が可能になります。
深掘りポイント
Add は「常に最後に追加」されます。 順番を意識したい場合は Insert を使います。
Remove を理解する
指定した要素を削除する
fruits.Remove("Banana");
C#Banana がリストから消えます。
深掘りポイント
Remove は「最初に見つかった1つだけ削除」します。 同じ値が複数ある場合は注意が必要です。
Insert を理解する
指定した位置に要素を挿入する
fruits.Insert(1, "Grape");
C#1番目(2番目の位置)に Grape が入ります。
深掘りポイント
Insert は「既存の要素を押し出す」ため、 順番を管理したい場面で非常に便利です。
Contains を理解する
リストに特定の値が含まれているか調べる
bool hasApple = fruits.Contains("Apple");
Console.WriteLine(hasApple);
C#深掘りポイント
検索処理の基本として非常に重要です。 TODOリストや商品管理で「登録済みかどうか」を確認する場面で必須になります。
Sort を理解する
リストを並び替える
fruits.Sort();
C#アルファベット順に並び替えられます。
深掘りポイント
Sort は「昇順(小さい順)」で並び替えます。 数値でも文字列でも使える汎用的な機能です。
List<T> の基本操作まとめ
Add → 追加 Remove → 削除 Insert → 挿入 Contains → 含まれているか確認 Sort → 並び替え
これらを組み合わせることで、 TODOリストや商品一覧管理などの実用的なプログラムが作れるようになります。
TODOリストの基礎構造を理解する
リストを使うと「増える・減るタスク」を自然に扱える
TODOリストは次のような操作が必要です。
タスクを追加する → Add タスクを削除する → Remove タスクがあるか確認する → Contains タスクを並び替える → Sort
配列では難しかった「柔軟なデータ管理」が、 List を使うことで簡単に実現できます。
商品一覧管理の基礎構造を理解する
商品をリストで管理する
商品名の追加・削除・検索・並び替えなど、 現実のアプリケーションに直結する処理が List で簡単に書けます。
List<string> products = new List<string>();
products.Add("Laptop");
products.Add("Mouse");
products.Add("Keyboard");
C#Contains で検索、Remove で削除、Sort で並び替えができます。
Day10 前半のまとめ
Day10 前半では、リストの基本操作を学びました。
List<T> → サイズが自由に変わるデータ構造 Add → 追加 Remove → 削除 Insert → 挿入 Contains → 検索 Sort → 並び替え
後半では、これらを使って TODOリスト 商品一覧管理 といった実用的なプログラムを実際に作りながら、 リスト操作の応用力を身につけていきます。
