C# | 1 日 60 分 × 7 日アプリ学習:超初級編

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1日目のゴール

1日目のテーマは
「C# で“とりあえず1個、自分のプログラムを動かせた”という感覚をつかむこと」 です。

難しいことは一旦全部置いておいて、
「C# の世界に入るための入口」だけを、ゆっくり丁寧に通ります。


C# で一番小さなアプリを作ってみる

コンソールアプリって何?

1日目は「コンソールアプリ」という、一番シンプルな形から始めます。
黒い画面に文字が出る、あの“ザ・プログラム”なやつです。

C# では、こういう「文字だけのアプリ」を作るところから始めると、
余計な見た目に気を取られず、
「プログラムがどう動いているか」に集中できます。

最初の C# コード

まずは、こんなコードを眺めてみてください。

using System;

class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        Console.WriteLine("こんにちは、C# の世界!");
    }
}
C#

これが、C# の「超・基本形」です。
一行ずつ、かみ砕いて見ていきます。


C# プログラムの“骨組み”を理解する

using System; は「道具箱を使う宣言」

using System;
C#

これは、「System という道具箱を使いますよ」という宣言です。
この System の中に、Console という“コンソール画面を扱うための道具”が入っています。

「Console.WriteLine を使いたいから、その元になっている System を使う」
くらいの理解で、1日目は十分です。

class Program は「プログラムの箱」

class Program
{
    ...
}
C#

C# では、コードは必ず「クラス」という箱の中に書きます。
Program という名前は慣例的なもので、
「このクラスの中に、アプリの入口を書きますよ」という意味合いです。

1日目は、「C# のコードは class の中に書くんだな」くらいでOKです。

Main メソッドが「アプリのスタート地点」

static void Main(string[] args)
{
    Console.WriteLine("こんにちは、C# の世界!");
}
C#

ここが超重要ポイントです。
C# のコンソールアプリは、必ずこの Main からスタートします。

Main は「このプログラムはここから始まりますよ」という“入口”です。
中に書いた命令が、上から順番に実行されていきます。


Console.WriteLine をじっくり味わう

画面に文字を出す一番シンプルな命令

Console.WriteLine("こんにちは、C# の世界!");
C#

これが、今日の主役です。

Console は「コンソール画面を扱うための道具」
WriteLine は「1行、文字を表示する」

という意味です。

"こんにちは、C# の世界!" は「文字列」と呼ばれる、“文字のかたまり”です。
ダブルクォーテーション " で囲むことで、
「これは文字として扱ってね」と C# に伝えています。

自分の好きなメッセージに変えてみる

例えば、こう書き換えてもOKです。

Console.WriteLine("はじめての C# プログラム!");
Console.WriteLine("自分のメッセージを表示してみました。");
C#

この場合、コンソールには 2 行表示されます。

1行目:はじめての C# プログラム!
2行目:自分のメッセージを表示してみました。

WriteLine は「書いて、改行する」命令なので、
呼ぶたびに次の行に進んでいきます。


変数を使って「名前つきの値」を扱ってみる

変数って何?

変数は、「値に名前をつけて覚えておくための箱」です。

例えば、あなたの年齢をプログラムの中で扱いたいとします。
そのときに、こう書きます。

int age = 25;
C#

ここでやっていることは、

int … 整数(小数点なしの数)を入れる箱ですよ、という宣言
age … その箱の名前
= 25 … その箱に 25 を入れる

という意味です。

変数を使ってメッセージを作る

変数を使うと、こんなことができます。

using System;

class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        int age = 25;
        Console.WriteLine("あなたの年齢は " + age + " 歳ですね。");
    }
}
C#

ここでのポイントは、"あなたの年齢は " + age + " 歳ですね。" の部分です。

"あなたの年齢は " は文字列
age は数値(int)
" 歳ですね。" も文字列

+ でつなぐことで、
「文字列+数値+文字列」を一つの長い文字列として扱っています。

C# は、文字列と数値を + でつなぐとき、
数値を自動的に文字列に変換してくれます。


ちょっとした「自己紹介アプリ」を作ってみる

名前と年齢を変数で持つ

1日目の仕上げとして、
「自己紹介メッセージを出すだけのアプリ」を作ってみましょう。

using System;

class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        string name = "太郎";
        int age = 20;

        Console.WriteLine("こんにちは!");
        Console.WriteLine("私の名前は " + name + " です。");
        Console.WriteLine("年齢は " + age + " 歳です。");
        Console.WriteLine("よろしくお願いします。");
    }
}
C#

ここで新しく出てきたのは string です。

string name = "太郎";
これは、「文字列を入れる箱 name に ‘太郎’ を入れる」という意味です。

string は「文字列用の型」、
int は「整数用の型」です。

1日目は、「数値は int、文字は string」くらいの感覚でOKです。


1日目で絶対に押さえておきたいポイント

C# プログラムの“形”を体で覚える

C# のコンソールアプリは、だいたいこんな形をしています。

using System;

class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        // ここに処理を書く
    }
}
C#

この「枠」をまず覚えてしまうと、
あとは Main の中に「やりたいこと」を足していくだけです。

Console.WriteLine は「とりあえずこれだけ覚えればいい」レベルで重要

1日目は、正直これだけでも十分です。

Console.WriteLine("好きなメッセージ");

これができれば、

あいさつを出す
自己紹介を出す
計算結果を出す(これは2日目以降)

など、いろいろな「結果」を画面に出せるようになります。


もし余裕があればやってみてほしいこと

メッセージを自分の言葉に変えてみる

「こんにちは、C# の世界!」を、
自分の好きなフレーズに変えてみてください。

ゲームのタイトル風でもいいし、
「今日から C# 勉強するぞ!」でもいいです。

変数の値を変えてみる

int age = 20; を 30 に変えてみたり、
string name = "太郎"; を自分の名前に変えてみたりして、
表示がどう変わるかを確かめてみてください。


1日目のまとめ

今日のゴールは、
「C# のコードを1つ書いて、自分の手で動かせた」 という経験です。

C# の世界は、
この一行から始まります。

Console.WriteLine("こんにちは、C# の世界!");
C#

ここから先は、この「一行」を土台にして、
少しずつ「計算」「条件分岐」「繰り返し」「入力」などを足していきます。

1日目は、「形」と「Console.WriteLine」と「変数(int / string)」
この3つがなんとなく分かれば、もう十分すぎるスタートです。

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