並列処理の例外処理は「失敗の仕方を設計すること」です
業務・実務でC#を使っている読者のみなさんにとって、 非同期・並列処理は「速さ」を手に入れるための強力な武器です。
しかし、並列処理を本番環境で使うときに、 必ず向き合わなければならないテーマがあります。
「例外が起きたとき、どう振る舞うか?」
これをきちんと設計していない並列処理は、 速いけれど壊れやすい、危険な仕組みになってしまいます。
- 1件だけ失敗したのか
- 全体が失敗したのか
- 失敗したことを誰が、どこで知るのか
- ログはどう残すのか
- 再試行はするのか
こうした「失敗の扱い」を決めることが、 並列処理の例外処理の本質です。
ここから、プログラミング初心者の方にも分かるように、 ステップバイステップで「並列処理の例外処理」を解説し、 Task・Task.WhenAll・Parallel.ForEach・Parallel.ForEachAsync・SemaphoreSlim などで どう例外を扱うべきかを、例題とテンプレートを交えて深掘りしていきます。

