- Parallel.ForEachAsyncとは「async/awaitと並列処理をきれいに両立させるための道具」です
- ステップ1:まず「Parallel.ForEach」と「Parallel.ForEachAsync」の違いを整理する
- ステップ2:Parallel.ForEachAsyncの基本形を押さえる
- ステップ3:最もシンプルなParallel.ForEachAsyncの例を見てみる
- ステップ4:ParallelOptionsで「並列度」と「キャンセル」を制御する(重要)
- ステップ5:業務でよくあるパターン①「非同期HTTP通信+Parallel.ForEachAsync」
- ステップ6:業務でよくあるパターン②「非同期ファイル処理+Parallel.ForEachAsync」
- ステップ7:業務で使える「Parallel.ForEachAsyncテンプレート」をまとめる
- ステップ8:Parallel.ForEachAsyncを使うときの重要な注意点(深掘り)
- セキュリティ・品質の観点から見たParallel.ForEachAsyncの位置づけ
- まとめ:Parallel.ForEachAsyncは“async/await時代の業務向け並列処理ユーティリティ”です
Parallel.ForEachAsyncとは「async/awaitと並列処理をきれいに両立させるための道具」です
業務・実務でC#を使っている読者のみなさんにとって、 非同期処理(async/await)と並列処理は、すでに欠かせない存在だと思います。
- 多数のHTTPリクエストを非同期で並列に投げたい
- 多数のファイルを非同期で読み書きしたい
- 多数のDBクエリを非同期で実行したい
こうしたニーズに対して、従来は次のような選択肢がありました。
Task.WhenAllを使って自分でTaskのリストを管理するSemaphoreSlimを使って並列数を制限しながら非同期処理を走らせるParallel.ForEachを使うが、非同期メソッドとの相性が悪くて工夫が必要になる
そこで登場したのが Parallel.ForEachAsync です。
「
Parallel.ForEachの書き心地で、async/awaitベースの非同期処理を並列に実行する」
ためのユーティリティであり、 .NET 6以降で利用できる、業務・実務に非常に相性の良い機能です。
ここから、プログラミング初心者の方にも分かるように、 ステップバイステップで Parallel.ForEachAsync の考え方と使い方を解説し、 業務で使えるテンプレートや注意点を深掘りしていきます。
