ヤマハは、3次元音場フォーマット「Dolby Atmos」に対応し、ヤマハこだわりの音(=TRUE SOUND)や独自のサウンド機能で、テレビや映像ソフトはもちろん、ネット動画やゲーム・音楽といった幅広いコンテンツを手軽に没入感の高い音場で楽しむことができるサウンドバー【SR-B40A】を8月上旬より、【SR-B30A】を9月上旬より販売する。
両モデルともに、TRUE SOUNDならではの立体感あふれるサウンドイメージと自然な人の声や正確な音色で作品に込められた世界観をしっかりと表現する音をベースに、従来モデルから搭載している「クリアボイス」、「バスエクステンション」機能の効果をよりコンテンツの魅力を引き立てる音質に再チューニングした。さらにコンテンツに合わせて最適な音場が得られる4種類のサウンドモードに加え、より自分好みの音に調整できる「トーンコントロール」を操作アプリに新しく搭載。音質だけでなく、Bluetoothワイヤレス音楽再生やテレビとケーブル1本で接続できるeARC対応のHDMI端子といった基本性能も充実。
独自のアコースティック技術とエレクトロニクス技術を融合することで、アーティストが音楽に込めた想い、製作者が意図した世界観をありのままに表現し聴く人の感情を動かす音、それがヤマハ オーディオが追求する「TRUE SOUND」。【SR-B40A】【SR-B30A】では、「TRUE SOUND」の核となる“音色”、“ダイナミクス”、“サウンドイメージ”の中でも、クリアな音色と深みのあるダイナミクス表現にこだわった音づくりを行うことで、コンテンツにしっかり没入することができる音楽体験を提供するという。
前後左右だけでなく上方向からの音も感じられる立体的な音場や、オブジェクトベースで音像の移動感まで忠実に表現する3次元音場フォーマット「Dolby Atmos」に対応した。さらに、プロ用レコーディング機材の製造やコンサートホールの音響設計なども手掛け、音や音場空間を知り尽くしたヤマハならではの音づくりや、高精度なスピーカーユニットが生み出す高品位かつ情報量豊かなサウンドがよりリアルな音場空間を作り出し、映画や音楽に込められた独自の世界観に深く没入することができるという。
人の声と背景音を自動で判別して、人の声だけを聴きやすくする「クリアボイス」機能を搭載した。映画やドラマのセリフ、ニュースやスポーツ中継のアナウンスなども聞き取りやすく再現する。また不足しがちな低音を増強する「バスエクステンション」も採用。さらに今回「クリアボイス」と「バスエクステンション」はドルビーのオーディオプロセッシング(音声処理)を採用し、よりコンテンツの魅力を引き立てる音づくりをおこなっている。他にも、コンテンツに合わせてムービー/ステレオ/スタンダード/ゲームの4種類のサウンドモードが選べ、幅広いコンテンツを最適な音場で楽しむことが可能。
高さ6.8cm、スラントを効かせたユニークなフォルムを採用したセンターユニットは、テレビ画面を遮ることなくスッキリ設置できるうえ、テレビ台に置いたときに少し上向きになり、サウンドバーの音をよりリスナーにダイレクトに届ける優れた設置性と音質を兼ね備えたデザインとした。さらに外観にはインテリアに自然と馴染むファブリック素材を採用した。
また【SR-B40A】には、お部屋の好きな場所に設置してより臨場感や迫力ある音場を楽しむことができるワイヤレスサブウーファーも付属。【SR-B30A】はサウンドバー本体にサブウーファーを内蔵。前面にはセンターユニットと同一のファブリック素材を、バスレフポートには美しいラウンドフォルムや光沢素材を使用し、センターユニットとともに空間をスタイリッシュに演出。
HDMI出力端子を1系統装備し、HDMIケーブル1本でテレビと接続でき、非圧縮の7.1ch音声信号やHDオーディオ(Dolby Atmos、Dolby TrueHDなど)も伝送できるeARCにも対応。さらにHDMI CEC(HDMIリンク機能)にも対応しているので、接続しているテレビと連動して本機の電源オン/オフや音量調整、入力切替などを行うことができる。
スマートフォンやタブレットなどの音楽コンテンツをワイヤレスで手軽に楽しめるBluetooth機能を搭載した。Bluetoothのマルチポイント接続にも対応しているので、2台のBluetooth機器を簡単に切り替えて再生することが可能。また専用アプリ「Sound Bar Remote」をお手持ちのモバイル端末にインストールすれば、電源のオン/オフ、音量調整、入力切替のほか、サウンドモードの切り替えなどもアプリ画面を見ながら手軽に行える。さらに今回新たに「トーンコントロール」機能も搭載した。高音と低音をそれぞれ上下6段階調整することができ、ネット動画など音質にバラツキがある場合でも最適な音に調整して楽しめる。
店頭予想価格は、サウンドバーワンボディの【SR-B30A】が33,000円前後、サブウーファー同梱の【SR-B40A】が50,600円前後。
SR-B40A | SR-B30A | ||
---|---|---|---|
主な仕様 | |||
アンプ部 | 実用最大出力(JEITA) | フロントL/R:50W×2、サブウーファー:100W | フロントL/R:30W×2、サブウーファー:60W |
スピーカー部 | 型式 | フロントL/R:密閉型(非防磁)、ツイーター:密閉型(防磁) | フロントL/R:密閉型(非防磁)、ツイーター:密閉型(防磁) |
スピーカーユニット | フロントL/R:4.6cmコーン型×4、ツイーター:2.5cmドーム型×2 | フロントL/R:4.6cmコーン型×4、ツイーター:2.5cmドーム型×2 | |
再生周波数帯域 | フロントL/R:210Hz~22kHz、ツイーター:9kHz~22kHz | フロントL/R:240Hz~22kHz、ツイーター:9kHz~22kHz | |
インピーダンス | フロントL/R:4Ω、ツイーター:4Ω | フロントL/R:4Ω、ツイーター:4Ω | |
サブウーファー部 | 型式 | バスレフ型(非防磁) | バスレフ型(非防磁) |
スピーカーユニット | 16cmコーン型×1 | 7.5cmコーン型×2 | |
再生周波数帯域 | 33Hz~210Hz | 54Hz~240Hz | |
インピーダンス | 2Ω | 3Ω | |
デコーダー部 | 対応音声信号(HDMI[ARC]/ 光デジタル) | PCM(2chまで)/Dolby Digital(7.1ch*まで)/Dolby TrueHD(7.1ch*まで)/Dolby Digital Plus(7.1ch*まで)/Dolby Atmos(7.1ch*まで)/MPEG-2 AAC(7.1ch*まで) *eARC対応のみ | PCM(2chまで)/Dolby Digital(7.1ch*まで)/Dolby TrueHD(7.1ch*まで)/Dolby Digital Plus(7.1ch*まで)/Dolby Atmos(7.1ch*まで)/MPEG-2 AAC(7.1ch*まで) *eARC対応のみ |
入力端子 | HDMI | ― | ― |
音声 | 光デジタル1 | 光デジタル1 | |
Network | ― | ― | |
USBポート | 1(アップデート専用) | 1(アップデート専用) | |
出力端子 | HDMI | 1(eARC/ARC対応) | 1(eARC/ARC対応) |
サブウーファー出力 | ― | 1 | |
HDMI関連 | HDMI パススルー | ― | ― |
HDMI CEC(リンク機能) | ● | ● | |
3D映像パススルー | ― | ― | |
オーディオリターンチャンネル(ARC) | ●(eARC対応) | ●(eARC対応) | |
オートリップシンク | ― | ― | |
ネットワーク関連 | Ethernet インターフェース | ― | ― |
無線LAN規格 | ― | ― | |
無線周波数帯域 | ― | ― | |
対応セキュリティ | ― | ― | |
再生フォーマット | ― | ― | |
Bluetooth(受信のみ) | バージョン | Ver 5.1 | Ver 5.1 |
対応プロファイル | A2DP | A2DP | |
対応コーデック | 受信:SBC、MPEG4-AAC | 受信:SBC、MPEG4-AAC | |
対応コンテンツ保護 | SCMS-T方式 | SCMS-T方式 | |
無線出力 | Bluetooth Class1 | Bluetooth Class1 | |
最大通信距離 | 10m(障害物がない時) | 10m(障害物がない時) | |
チューナー | - | - | |
消費電力 | サウンドバー:25W、サブウーファー:20W | 23W | |
待機時消費電力 | サウンドバー:0.3W(HDMIコントロールOFF, BluetoothスタンバイOFF時)、0.6W(HDMIコントロールON, BluetoothスタンバイON時)、サブウーファー:0.8W | 0.3W(HDMIコントロールOFF, BluetoothスタンバイOFF時)、0.6W(HDMIコントロールON, BluetoothスタンバイON時) | |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | サウンドバー:910W×68H×133Dmm、910W×66H×139Dmm(壁掛け設置時, スペーサー含む)、サブウーファー:194W×419H×407Dmm | 910W×68H×133Dmm、910W×66H×139Dmm(壁掛け設置時, スペーサー含む) | |
質量 | サウンドバー:2.9kg、サブウーファー:8.1kg | 3.9kg | |
付属品 | リモコン、HDMIケーブル(1.5m)、電源コード(1.5m)2本、壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー(2個)、クイックガイド、セーフティガイド | リモコン、HDMIケーブル(1.5m)、電源コード(1.5m)、壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー(2個)、クイックガイド、セーフティーガイド | |
主な機能 | |||
視聴モード | ステレオモード/サラウンドモード/3Dサラウンドモード | ステレオモード/サラウンドモード/3Dサラウンドモード | |
サラウンドモード | 4(ステレオ・スタンダード・映画・ゲーム) | 4(ステレオ・スタンダード・映画・ゲーム) | |
バスエクステンション | ● | ● | |
ミュージックエンハンサー | - | - | |
クリアボイス | ● | ● | |
自動スタンバイ機能 | ● | ● | |
副音声切替 | ●(モノラル音声多重信号入力時) | ●(モノラル音声多重信号入力時) |
おすすめ記事
Corsair【VIRTUOSO MAX WIRELESS】Dolby Atmos空間オーディオに対応、カスタム50mmグラフェンドライバーを搭載したワイヤレスゲーミングヘッドセット
Creative【MUVO Flex】約198gと軽量で手のひらサイズのコンパクトなボディに、45mm径のフルレンジドライバーとパッシブラジエーターを搭載した防水ポータブルBluetoothスピーカー
FIIO【BTR11】3,520円前後、最大45mWの高出力、エントリーモデルながらLDAC対応のポータブルBluetoothヘッドホンアンプ
FIIO【BT11】7,700円前後、スマートフォンやゲーム機にも対応し高音質なワイヤレス再生を実現した、LDAC対応の超小型Bluetoothトランスミッター
モトローラ【motorola razr 50 ultra】背面にヴィーガンレザーを採用し、リフレッシュレート165Hzの4.0型サブディスプレイを搭載した折りたたみスマートフォン