アクアは、大型パネル照明と薄型設計で庫内が見えやすく、空間に調和するデザインでキッチンに上質さを演出する新たなフラッグシップモデルの冷凍冷蔵庫「TXシリーズ」を4月19日に発売する。冷蔵庫内を清潔に保つマイクロオゾン除菌機能搭載する【AQR-TXA50N】、同機能を搭載しない【AQR-TX51N】を用意。
食材の保存において重要な要素である「低温」と「高湿」に加え、温度を一定に保つ「恒温化」により、高い鮮度保持力を実現した冷凍冷蔵庫。チルドルーム、野菜室、冷凍室それぞれに搭載した鮮度保持機能により腐敗や乾燥を抑えて食材のおいしさを長く保ち、劣化による廃棄を低減。さらに、奥行き667mmの薄型設計に加えて冷蔵室の大型パネル照明やグレー色の内装(【TXA50N】のみ)、冷蔵室から見える野菜室など、庫内の見えやすさや食材の取り出しやすさを考慮した設計により、食材の見落としや使い忘れを防ぐ。
「W間接冷却チルド」は、専用の送風口からチルドルームの上下に設置したアルミパネルに冷風を当てて冷やし、その輻射冷却を利用してチルドルームを恒温化。食材を上下から挟み込むように冷やす。チルドルーム内の温度変化を抑えることで食材の傷みの原因となる菌の繁殖を抑え、食材に直接冷風を当てない輻射冷却により乾燥を防いで食材の鮮度を長く保つ。
冷蔵室の扉を開けると下の野菜室まで見渡せる「見える野菜室」を採用。保存スペースは上段のバスケット、下段手前の野菜ケース・下段奥のうるおいエリアの3つに分かれており、上段のバスケットには鮮度保持用ツインLEDライトを搭載。トマトなどの実もの野菜の軟化や、じゃがいもの発芽を抑制するという。
下段奥のうるおいエリアは、上段のバスケットと下段手前の仕切りによる半密閉構造と、専用の送風口からアルミプレートに冷気を当てることで発生する輻射冷却により低温・高湿環境を実現。野菜の乾燥や栄養の減少を防いでおいしさを長く保つ。
冷凍室は容量140Lで、ドリップ抑制機能を搭載した独自の冷凍技術「おいシールド冷凍」を採用。冷蔵庫の自動霜取り運転時に発生する暖気の侵入を防ぎ、冷凍室内の温度変化を抑える。これにより食材を霜つきから守り、冷凍した食材のうまみや食感を損なわず長期間おいしさを保つ。
使い勝手の面では、奥行き667mmの薄型設計で、冷蔵室の最上段の奥まで手が届きやすいようにした。
大型のLED照明パネルが間接照明のように冷蔵室内を照らし、食材の見落としを防げるという。【AQR-TXA50N】は、天面だけでなく室内の背面にも設置した「ツインパネル照明」を採用。さらに、庫内の壁の色を白ではなくグレーとし、光の演出で食材を美しく映えさせるという。
【AQR-TXA50N】のみ、冷蔵庫内を清潔に保つマイクロオゾン除菌機能を搭載。空気中の酸素から生成されたオゾンが、冷蔵庫内の浮遊菌と付着菌を除去する。ニオイのもとになる成分も分解除去して食材を守る。
外観は空間との調和をテーマとし、周囲になじむ落ち着いた色調やシンプルな形状、穏やかな質感をデザインに採用した。。冷蔵庫の印象を決める扉には、【AQR-TXA50N】は指紋がつきにくい特殊な加工を施したフロストガラスを、【AQR-TX51N】には光沢ガラスを採用。また、【AQR-TXA50N】の冷蔵室扉にはLEDステータスバーを搭載しており、冷蔵庫に近づくと人感センサーが感知して運転状況を7色の光で知らせる。
左右に開くフレンチドアは、左右どちらのポケットも2Lペットボトルが入るサイズで、一升瓶も収められる。冷凍室にもLED照明を備え、取り外して清潔に使える製氷ユニットや、ワイドアイストレイを用意する。
【AQR-TXA50N】の主な仕様は、定格内容積が501L、冷蔵室が259L(内チルドルームは17L)、野菜室は102L、冷凍室上段は52L、冷凍室下段は88L。
サイズは700×667×1,850mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は139kg。年間消費電力量は276kWh/年。カラーはマットクリアブラックとマットクリアホワイト。
【AQR-TXA50N】の主な仕様は、定格内容積が507L、冷蔵室が265L(内チルドルームは17L)、野菜室は102L、冷凍室上段は52L、冷凍室下段は88L。
サイズは700×667×1,850mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は138kg。年間消費電力量は267kWh/年。カラーはクリアシルバーとクリアホワイトの各2色。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、【AQR-TXA50N】が37万円前後、【AQR-TX51N】が33万円前後。