SOUNDPEATSから販売されたオープンイヤー型イヤホン【RunFree】を試用する機会を頂いた。

耳穴を塞がずドライバーユニットを耳もとへ浮くよう配置する、オープンイヤー型を採用したオープンイヤー型イヤホン。耳掛け構造によって運動してもズレにくく、周囲の音を排除しないために屋外でも安全に使用できる。また、独自技術「ラムダ型音響空間」により、特に低音が強化されて迫力あるサウンドが体感できる。

黒を基調とした化粧箱に梱包されている。クッション材にしっかりと収められていて安心感がある。

日本語対応取扱説明書
USB Type-C -USB Aケーブル

同梱物は、【RunFree】本体、USB Type-C -USB Aケーブル、アプリマニュアル、取扱説明書となっている。

外観は、外側が光沢のあるダークグレーで、内側はマットブラックの仕上がりになっている。

操作ボタン
上から「+」「電源ボタン」「-」の並び
充電ポート
バッテリー容量は140mAh

右側に操作ボタンやUSB Type-Cの充電ポートが集中され配置されている。インジケーターも備わっていて充電状況がわかる。充電ポートはカバーが施されている。

操作ボタンの使い方は以下の通り。電源オン/オフ時は、音声で知れせてくれる。

電源オン電源ボタンを約3秒ほど長押し
電源オフ電源ボタンを約3秒ほど長押し
3分以内にベアリング設定しなければ自動的に電源オフ
再生/一時停止電源ボタンを1回押す
音量を下げる「-」を1回押す
音量を上げる「+」を1回押す
曲戻し「-」を長押し
曲送り「+」を長押し
ゲーミングモードON/OFF電源ボタンを3回連続で押す
電話を受ける/切る電源ボタンを1回押す
着信拒否着信中、電源ボタンを約1.5秒ほど長押し
前込通話通話中、電源ボタンを2回連続で押す
端末の音声アシスト機能(Siri/Google)を起動電源ボタンを2回連続で押す

イヤホン部がフックのような形状で、耳に引っ掛けて装着する。フックの先端に、内側に向けてドライバーユニットを内蔵している。この配置により、イヤホンを耳に掛けるとちょうど耳穴の上にドライバーユニットが被さるようになっている。また、ドライバーユニットは少し外側に向いて配置されており、圧迫されるような違和感はない。そのため、閉塞感の無い開放的なサウンドと、外の音が適度に聴こえるオープン型イヤホンの利点が得られる。

16.2mmダイナミックドライバー

また、耳穴の上に被せるという構造から、巨大なドライバーユニットを採用できるのも利点。【RunFree】は、大口径16.2mmダイナミックドライバーを採用。

さらに、フックで耳に固定するため、イヤーピースなどを耳に挿入しなくて良い。これにより、異物を耳に入れている不快感とは無縁となり長時間使っても負担が少ない。イヤーピースを長時間挿入しているのが、苦手の人も多いだろう。その様な人は快適に使用できるはずだ。また、眼鏡を掛けていても装着時の違和感はない。

左右ユニットをつなぐワイヤーが後頭部に回り込むネックバンド仕様。首周りの煩わしさを軽減し、長時間装着しても疲れにくい。ネックバンド長は実測約22cmと男性でも余裕のある長さとなっている。

ネックバンドは、肌に優しい液体シリコンを採用している。マットな質感で肌触りが良い。また、スポーツなどで汗をかいても不快感はなかった。

装着した上で、ランニングやローラ台で自転車に乗ってみた。耳を締め付けるような構造ではなく、単に耳に引っ掛けているだけなのだが、ズレる気配がなかった。形状と重量配分がうまく出来ているのだろう。IPX4防水に対応しているので、汗をかいても安心して使える。

実測重量も31gと軽量で長時間装着しても疲れにくいのに貢献している。また、最大再生時間が約14時間と長いためリモートワークなどの間充電なしで使える。

対応コーデックはAAC、SBC。iPhoneユーザーならAACに対応しているので満足できるだろうが、Androidユーザーはできたら高音質なaptXに対応してほしかっただろう。

Bluetoothコーデックビット数サンプリング周波数最大ビットレートレイテンシ(遅延)特徴
SBC16bit48kHz328kbps220ms(±50ms)Bluetoothオーディオの標準コーデック。
遅延性は比較的高い。
AAC16bit48kHz非公表120ms(±30ms)
@128kbps
おもにiPhoneで採用されている高音質コーデック。
遅延性は中程度。
aptX16bit48kHz352kbps @ 44.1kHz

384kbps @ 48kHz
70ms(±10ms)SBCやAACより高音質・低遅延。
aptX LL16bit48kHz40ms未満aptXと同等の音質かつもっとも遅延が少ない。
aptX HD24bit48kHz576kbps

620kbps ※Snapdragon 865以降
130ms24bit / 48kHzに対応した高音質コーデック。
低遅延。
aptX Adaptive24bit96kHz
420kbps
50~80ms高音質・低遅延・接続安定性を実現したコーデック。
LDAC24bit96kHz990kbpsSONYが開発した最大24bit / 96kHzに対応した高音質コーデック。
遅延性は比較的高い。
Samsung Scalable Codec24bit96kHz512kbpsサムスン独自のコーデックで、高音質・接続安定性を実現。
遅延性については非公開。
HWA24bit96kHz900kbps50~400msHuaweiが開発した高音質・低遅延コーデック。
UAT24bit192kHz1.2MbpsHiby Music独自のコーデックで24bit / 192kHzの超高音質。

サウンドは、大口径ドライバーと独自技術「ラムダ型音響空間」によるものなのだろう、低音がしっかりでている。オープンイヤー型はどうしても低域がでなく、スカスカした音になってしまうものもある。しかし、【RunFree】は低音が音圧豊かに迫ってくる。ロックやジャズが好みの人には好適だろう。

また、音が非常に自然で音場が広がっていく感覚がある。開放型のヘッドホンを聴いている感じに近い。

外音取り込み機能のマイクを使って取り込んだ音はどうしても不自然だが、【RunFree】は、マイクを使わず外の音がそのまま自然に入り込んでくるので不自然さは一切ない。

ただし、外の騒音が強い場面では、ボリュームを上げなければならない。また、音漏れは多少なりともするので、静かな場所や電車内が混雑している場合は迷惑になる可能性もあるので、控えたほうがいいだろう。

アダプティブイコライザー設定

純正アプリ「SoundPeats」も用意しており、イコライザーやボリュームコントロール、ゲームモードなどを設定できる。

Bluetooth仕様Bluetooth version:5.3
対応プロファイル:A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID
対応コーデック:AAC,SBC
通信範囲:10M
基本仕様本体寸法(L*W*H):134.27*107.44*48.26mm
NET:約28g
GROSS:約133g
防水規格:IPX4
バッテリーバッテリー容量:140mAh(イヤホン)
最大再生時間:約14時間
イヤホン本体充電時間:1.6時間
充電ポート:TYPE-C
パッケージ内容SOUNDPEATS RunFreeイヤホン*1
アプリマニュアル*1
充電ケーブル*1
取扱説明書*1
仕様

リモートワークで使えば音楽を流しつつインターホンに気付けるし、ランニングなどの運動する時も車の音が適度に聴こえるので安心。軽量で疲れにくいので、一日中使っていたくなるイヤホンだ。

ワークアウト中に音楽を楽しみたい人や、骨伝導イヤホンの骨の振動が苦手な方や音質に満足しない人にオススメである。価格も手頃なので、気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

通常価格6,680円。なお。Amazonクーポンコードと商品リンク先掲載のクーポンも併用可能で30%OFFの4,676円で購入可能。

Amazonクーポンコード期間は2023年4月22日9:00から2023年4月25日23:59まで、クーポンコードは「RUNFREEHRA1」。

(協力:SOUNDPEATS)

SOUNDPEATS RunFreeクーポン情報

◆Amazon商品URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXPL8C82
2023年4月22日9:00から2023年4月25日23:59まで10%OFF。
更に、商品リンク先に併用できるクーポンがある。
(通常価格)6,680円→(最終価格)4,676円
10%OFFクーポン: RUNFREEHRA1 (4月25日まで有効)

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