Jackery Japanは、2,000Wh容量帯のリン酸鉄リチウムイオン電池のモデルにおいて、業界最軽量・最小を実現したと謳うポータブル電源【Jackery ポータブル電源 2000 New】を予約販売した。9月より発送する。
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」のリニューアルモデルで、「2000 Pro」と比べて小型軽量なボディに2,042Whのリン酸鉄リチ ウムイオンバッテリーを搭載。「UPS(無停電電源装置)機能」「自然放電を抑えるモード」といった機能が 追加された、3人以上のご家族での防災シーンに最適なポータブル電源。
サイズは335×264×292mm(幅×奥行き×高さ)、重量17.9kgで、市販の2,000Wh容量帯でリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているモデルより約40%小さく、重さ34%の軽量化を実現した。
電気自動車によく使われているCTB(セル・トゥ・ボディ)構造は電池パックに車体の構造体としての役割を持たせることで、部品点数を減らしてスペースを確保し、より多くの電池セルを搭載できるように進化した。このCTB技術を導入し、部品の点数を減らすことで、電池セルモジュールのスペース利用率が59％、従来のバッテリー構造よりスペース利用率が15％向上した。さらにエネルギー効率もアップしたうえに、従来モデルより強度が高くなり、耐久性も向上した。
2,042Whの超大容量に加えて、定格出力2,200W(瞬間最大4,400W)の高出力のため、電子レンジ(960～1,160W)を約1.8時間、電気ケトル(850W)を約2時間、エアコン(900W)を約2時間動かせる。家電も長時間使用できるため、3～5人の家族でも3日間程度電力を活用することが可能。4,000回サイクルのリン酸鉄リチウム電池採用、寿命の長さと安全性の高さも特徴。
ACコンセント充電/ソーラー充電/シガーソケット充電/ハイブリッド充電(ACコンセント＋ソーラー、ACコンセント＋シガーソケット)と多様な充電方法に対応。充電時間はAC充電(緊急充電モード)で1.7時間、ソーラー充電(Max400W)で6時間、シガーソケット充電で24時間。
充電したまま家電が使える「パススルー機能」にも対応し、普段からPC、エアコン、冷蔵庫などの家電に接続しておくことで、いつでも停電対策ができる。
停電などの緊急事態が発生した場合でも20ミリ秒(0.02 秒)未満で、電源供給をポータブル電源に自動で切り替える。
「バッテリー節約モード」とは、バッテリーの充電を85％に制限し、80％を下回った場合のみ充電することでバッテリー寿命を1.5倍に延長する。
さらに自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」を搭載。30％の電池残量で、1年間保管しても20％の電力を残すことができる。
IEC60068-3-3耐震試験に合格し、震度7までの地震から本体の安全性を守ることができる。
出力ポートは、合計2,200W(瞬間最大4,400W)のAC×3、最大18WのUSB Type-A×1、USB Type-C×2(最大30W×1、最大100W×1)、12Vシガーソケット×1を装備。
サイズは約335×264×292mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約17.9kg。
価格は239,800円。
また、【Jackery ポータブル電源 2000 New】及びソーラーパネルとのセット【Jackery Solar Generator 2000 New】も用意。IBC(Interdigitated Back Contact)セル技術を採用した「Jackery SolarSaga 200ソーラーパネル」は、パネルの裏側にも接点を配置することで、高い変換効率を実現している。
価格は326,400円。
| Jackery 2000 New | Jackery 2000 Pro | |
|---|---|---|
| 電池 | リン酸鉄リチウムイオン電池 | 三元系リチウムイオン電池 |
| サイズ | 335*264*292㎜ | 384*269*307.5㎜ |
| 重さ | 17.9kg | 19.5kg |
| 出力 | 2200W | 2200W |
| 容量 | 2042Wh | 2160Wh |
| 寿命 | 4,000回 | 2,000回 |
| USB出力 | USB-A：1x18WUSB-C：1x100W PD+1x30W | USB-A：2x18WUSB-C：2x100W PD |
| DC入力 | 最大400W | 最大1400W |
| AC充電 | 1.7時間（緊急充電モード） | 2時間 |
| APP機能 | あり | NA |
| UPS機能 | あり | NA |
